写真はイベント当日(10/15)の朝に整然ときれいに椅子が並んでいた&片付いていたメイン会場(Retty株式会社麻布十番オフィス・イベントスペース)です.
イベント終了後はほぼこの状態で綺麗に皆さん片付けてくれました,誠にありがとうございます!*1
ちょっと日時が経ってしまいましたが,会場担当・スポンサーおよびLTトーカーとして公私共にサポートさせてもらったPyLadies Tokyo 3周年記念パーティのふりかえりをしたいと思います.
なおこのエントリーはいつものブログと異なり,主にPythonコミュニティの人たちに向けた感想・メッセージ的な意味合いが強いので,
- PyLadies Tokyo #とは
- ◯周年記念パーティって何をやる会なの?
- そもそも男が参加してOKなの?
といった説明は端折ります,察してください.
気になる方はリンク先のブログ等に説明があるのでそちらをご参照ください!
注意事項
このブログの内容は私(@shinyorke)の個人的な主観・感想であり,所属企業(Retty株式会社)の見解ではありませんのでその辺お間違え無いよう,よろしくお願いします(._.)
おしながき
記念パーティ当日
色んな所にまとまってるのでこちらは紹介で済ませたいと思います.
当日の様子
例のごとく?togetterでまとまってましたありがとうございます!
ブログ
PyLadies Tokyoの中の人達および,参加された方々がブログやまとめを作ってくださってますのでそちらを御覧ください.
LTについて
connpassのページにまとまっています,そちらを見てもらえると.
なお,私は「ジェネリック菓子とプロ野球選手」的なテーマでLTをさせていただきました(スライド等は事情により非公開)*2.
毎年恒例「Baseball Play Study」のLTネタ原型として望みましたが,若干イマイチだったのが個人的に残念でした.
会場担当&スポンサー目線での「PyLadies Tokyo 3周年記念パーティ」レポート
じつはこの先が本題だったりします.
3年分を爆速ふりかえり&3周年を迎えるまでのハナシをちょっとまとめたいと思います.
なぜ名乗りを上げたのか?〜自分(@shinyorke)とPyLadies Tokyo
会場&スポンサー担当として名乗りを上げた唯一にして最大の理由は,
PyLadies Tokyoと自分(@shinyorke)がPythonコミュニティにデビューした同期生であり,協力できることは可能な限りやりたい!
と思ったからです.
PyLadies Tokyo(とPyData Tokyo)が産声を上げたPyCon JP 2014...のちょっと後に行われたCROSS2015で共に絡んでコミュニティの盛り上げに協力できたことは今でも良い思い出です.
コミュニティじゃない,ピン芸人活動の野球(わたし)がシレッと入ってきたのは@iktakahiroの思いつき&話を受けた私の悪ノリだったわけですがそれはさておき.*3
この時に前代表の@a_macbeeと繋がり,PyLadies Tokyoとの接点が生まれました.
各年度の周年記念パーティーでは,
一周年記念
- LTをやった,なお当時の感想ブログはこちら.
- 別のイベントでギータ(ソフトバンクホークス柳田悠岐選手)をDisった結果, @a_macbeeさんからマサカリLTを食らう.*4
- 終電を逃す程度に飲み明かす
二周年記念
といった,エンジニア的にもお祭り的にも楽しい(お恥ずかしい)思い出がたくさんありました(汗)
今年(2017)は単に自分が楽しむだけでなく,いい思い出と学びをくれたPyLadies Tokyoに少しでも恩返ししたいと思い,会社および個人で可能な範囲で協力したいと思い,名乗りを上げました.
新代表の@maaya8585さんから会場のお話が来たときは二つ返事でOKしました.
事前準備&当日の運営
今後スポンサーをやられる企業さん・個人の方はここ読んでおいたほうがいいかもです(笑)
ほぼ毎月イベントをやってるPyLadies Tokyoさんは運営ノウハウがしっかりしてるので,会そのものはおまかせ,会場スポンサー的には
- 会の進行と役割,責任範囲を運営(PyLadies Tokyo)としっかりコミュケーションしてお互い約束として握る
- 参加者の入場〜退場までのサポート・フォロー
- 参加者・PyLadies Tokyoスタッフが困った・悩みそうなポイントを助ける
- Rettyというサービス・会社を知ってもらう・ファンになるキッカケを作る
- 「立つ鳥跡を濁さず」会場を元通りにして返す
これらをルール&鉄則としてこだわってやりました.
運営スタッフ・弊社メンバーおよび参加者の皆さまにご協力やお願いをするときもこれらのどこかに該当するようにしたつもりです.
という意味で私はPythonコミュニティメンバーとして,Rettyのメンバーとしての責務を果たしつつ,お互いがHappyになって一日を過ごしてもらうことに集中させてもらいました.*7
そんな中でも特に,
- connpassの募集から人数・LTの調整,当日の荷物搬入など,会場担当(私)との窓口として細かい所までコミュニケーションを取って着実に推めてくださったPyLadies Tokyoの@kd8さん*8
- 当日の会場設営・入場者案内・撤収を前のめりでサポートしてくれたRettyメンバーのkonoさん・takenoさん・takeokaさん*9
- 開始直前(1時間前!)に(僕だけ喋る予定だった)スポンサーLTに無理やりねじ込み*10&最後のパーティーまで盛り上げ・サポートに全力でもてなしてくれたRettyデータサイエンティストのiwanagaさん*11
...などなど,その他の皆さま含め,彼ら彼女らのご協力なくして安定した会の運営は無かったと思うのでホント助かりましたありがとうございました!
後日談
多少の反省*12はありましたが,大きな事故・トラブルも無く終わってよかったと思っています.
なにより3周年を無事祝うことができて良かったです!
改めまして,PyLadies Tokyo 3周年おめでとうございます!
集合写真です!ご参加ありがとうございます(^-^) #pyladiesTokyo pic.twitter.com/fcXN26yE5W
— PyLadiesTokyo (@PyLadiesTokyo) 2017年10月15日
【ポエム】我思う,「Pythonコミュニティの今」
この先はポエムというか「あしながおじさんの昔話」コーナーです,興味ない方はそっ閉じしてもらえると.
PyLadies Tokyo 3周年...もとい,PyConJP 2017が終わったあたりから抱いてる変化などについて書き残したいと思います.
こちらのエントリーと文脈は一緒です.
コミュニティの新陳代謝(すごく良い意味で)
Pythonはエンジニア・プログラマ「だけ」のモノではなくなり...いやむしろエンジニア・プログラマ以外の人口が爆発的に増えてる...!というのがこの界隈の今年のTopicsかと思いますが,PyLadies Tokyo 3周年でもそれを感じるようなことがありました.
@nobolisさんのブログエントリーで,
2年半の間、スタッフ数は増減を繰り返し、1~2名のスタッフでイベントを回すことも少なくなかったのですが、今回のイベントでは総勢8名のスタッフでイベントを運営することができ、スタッフが増えたことをしみじみと実感するイベントとなりました。
※「コミュニティとしての成長を実感した3周年記念パーティ」より抜粋
これは私個人も強烈に感じたことで,今までは@a_macbeeさん, @nobolisさん, @maaya8585さんの誰かにコンタクトを..と思ってたことが一気に新しいメンバーが増えた&それぞれが能動的に動いているあたりにコミュニティとしての新陳代謝と活性化が進んでいるのかなと思いました.
メンバーの代替わりが進んでいるPyData Tokyo含め,最初に作った人のワンマン...ではなく,ちゃんと組織と意志が継承されてコミュニティとして健全に成立する姿が多くなってるあたり,Pythonのコミュニティは着実に前にすすんでいるなという印象を今回は強く感じました.
新陳代謝があることは必ずしもいいことばかりではないとも思いますが*13,今回協力させてもらって&外からみてる印象ではいい流れかと思っているので今後とも発展を祈ってます!
私とコミュニティの付き合い方
じゃあ新陳代謝が進む中でPythonコミュニティ歴6年・キャリアもそこそこ積んでる私が付き合うスタンスは何か?っていう話ですが,
- 自分より若い人(年齢もだが,経験とかコミュニティ歴って意味でも)が挑戦できる機会を提供する
- 個人もしくは企業としてやれる協力をやる(メンター・イベント運営のお手伝い・スポンサーetc...)
- (仕事上マズい場合を除き)持ってるノウハウは惜しまず提供する
最近はこの辺を頑張るようにしています.
個人的な最終目標である「野球で仕事をする」の文脈を除き,というところはありますが(真顔)*14,自分を育ててくれたPythonおよびオープンソース・コミュニティに少しでも貢献できたらなあという思いで最近はイベントを手伝ったり主催したりしてます.
おあとがよろしいようで.
*1:皆さん協力的でホント助かりました,感謝しか無い
*2:野球×食べ物という私らしいLTでしたが大人の事情で自主規制しました,察してください
*3:あのときは面白半分でハナシを受けたけど今思えばターニングポイントだったかもしれない
*4:そこから一年経たないうちにPyConJP 2016の野球ネタは一緒の発表となりましたとさ.
*5:古巣だった訳ですが,リクルート社内のPythonコミュニティ「RECRUIT.py」のメンバーに救われました,MTLの皆さんありがとうございます!
*6:なおこの時の成果がそのままPyCon mini Hiroshima 2016の発表になり,ブラッシュアップを重ねた結果今年のPyConJP 2017の発表に昇華しましたとさめでたしめでたし.
*7:コミュニティに対してあしながおじさんになるだけでなく,オフィスを貸りてる以上綺麗に使って綺麗に返すのは当然だし,Rettyの事を知って・印象を持って帰ってもらうことも大事なことだと思っています...ってあたりが会場提供したりスポンサーする時に考え行動しないといけないよねってのも大切な学びでした
*8:特にスポンサー(&過去の回を知ってる身)として色々細かいオーダー出したり調整をお願いしたりした中で前向きに動いてくれたのはホント助かりましたありがとうございます!
*9:takeokaさんは仕事,konoさん・takenoさんはissuconと並行で手伝ってくれてホント頭が上がりませんありがとうございました!
*10:イチ参加者的に普通に話聞きたかったので断れるわけがない(嬉しい悲鳴)
*11:オチっぽく書いてるけどもてなし役&盛り上げ役として貢献マジ大きかったありがとうございました!
*12:運営とのやりとりでやってることなのでココではいちいち言及しません.些細なレベルの話ということだけ書いときます.&来年にはきっと改善してるでしょう!
*13:最初からいる人とあとから来る人の価値観が異なるみたいなのはよくある話で.わかり易い例はベンチャー企業における「30人・100人の壁」みたいなやつ
*14:野球Pythonは単なる趣味じゃなくてその先にある大いなる目標を叶えるためにやってます,なので挑戦する者たちはみんな倒しに行きますから!(真顔)