Lean Baseball

No Engineering, No Baseball.

Pythonもくもく自習室, 2年目のポエム

先日, 7/27に開催した「Pythonもくもく自習室 #21(#rettypy)」で無事2年目を終え, 3年目に突入しました.

  • 運営を協力してくれている, iwanaga-san, takeno-san, tsutsumi-sanおよびその他のメンバーの方々.*1
  • 気前よく, 広々としたスペースをいつも提供してくれているRetty株式会社さま.*2
  • 何よりも, 参加してくださっている皆さま!

に心から感謝いたします.

いつもご協力・ご参加ありがとうございます.

このエントリーはそんな #rettypy 2年目までの振り返りと, 3年目に向けて言いたいことを言う奴です.

Pythonもくもく自習室 #rettypy 2年目のポエム

過去のエントリーからいくつか引用しつつ, ふりかえっていきます.

おしながき

スタートから今日まで.

初回の開催は2017年の7月でした.*3

開始当初のエピソードはこの辺のエントリーにあります.

shinyorke.hatenablog.com

久々にこのエントリー読みましたが,なんと開始した当初から現在まで,

週末の昼下がりに、Pythonに関するやりたいことを各自持ち寄り、ゆるゆると「自習」を進めていく会です。

・本を読む

・PythonやDjangoなどのチュートリアルをすすめる

・コミュニティの作業や執筆etc...

・他の参加者と情報交換をしたり学んだり

・おいしいご飯と共に楽しむ(?)

など、Python使いおよびエンジニアライフのオアシス&知見を身につける「自習室」としてゆるくご活用いただければと思います。

※初心者歓迎です!(なお,ハンズオンなどはありません)

この主旨と価値観は全くブレておりません!*4

1年目ふりかえりのエントリーにもその様子が伺えます.

shinyorke.hatenablog.com

いい意味で, 言ってること・やってること・思っていることは変わってないと思います.

変わっているのは, 参加枠とかファシリテートとか, どちらかといえばHowの部分かと思っています.*5

とはいえ,去年は誠に残念な出来事もあり,それなりに苦労はあったなと.

shinyorke.hatenablog.com

賛否両論, 色々とご意見頂いたこのエントリーとこれのキッカケとなった「ある出来事」*6の事もあり, (弛んじゃないけないところが)弛むことなく,今日に至っています.

もくもく会の楽しみ方

とまあ, ふりかえり(思い出の話)はこれぐらいにして,こういう機会じゃないと言及できそうにない,

もくもく会の楽しみ方

について私なりにちょっとだけ触れたいなと.

これはPythonもくもく自習室だけでなく, 他のもくもく会や勉強会にも通じるかと思うのでぜひご参考にしてもらえると嬉しいです.

先入観を捨てる(百聞は一見に如かず)

これは何でもそうだと思いますが,

余計な先入観を捨てる

(=人の意見に左右される前に, 自分の意見を持つ)

のは物事において,大切かと思います.

この話(by shinyorkeのnote)とか, こちらのエントリーにて,

  • 自分に合うコミュニティを探すといいよー*7
  • pyhack は猛者が集まり, mokupy はゆるく, rettypy はイイゴハン*8

とかとか,(自分も含めて)著者の感想・想いなどありますが,

(自分で言っといてアレですが)最初に参加するときぐらいは無視した方が良いです,でないともったいない.

どの会も隠れた魅力や, なんやかんやで共通点があったりするので, 自分の目で見ることは大切だったりします.

という意味ではrettypyの場合

  • データ系の人が多いのではないか?
  • 言うてもRettyさんが会場だからグルメなんでしょ?

という「先入観」っぽいものがあったりします.

#rettypy はデータサイエンスだけではない

これは声を大にして言いたいのですが,

「Pythonもくもく自習室はオールジャンルですよ!」

特にデータ系のみとか, 指名・抽選はScientist優先とかそんな事はありません.*9

この先入観の理由(推測)ですが,

  • 主催者(わたし)が「野球データの人」で, ずっとPython×野球データ分析をしている
  • 運営メンバーのiwanaga-san, takeno-sanがデータサイエンス側の人である
  • 強そうな参加メンバーがだいたいデータサイエンスの人

ってあたりかなと思いますが,

  • 主催者(野球の人)はサイエンス寄りというより, ガツッとエンジニアである
  • 運営メンバーも, いい意味でデータサイエンス一辺倒という訳でもなく, 何でもやってる
  • 強い参加メンバーにWeb系だったり他の分野のエンジニアだっている

というのはきっと参加したことある人はある程度わかってるんじゃないかな?と思っています.

とはいえ実際にテーマを見るとデータサイエンス系が多いのは事実っちゃ事実です.

が, DjangoのことでもスポーツTechの事でも何でもして良い場所なので,「データ系じゃないからちょっと」という方もぜひ遊びに来てもらえると嬉しいです.

「イイゴハン」だけでもない,「交流」も大切にしている

会の運営・主旨的に,「イイゴハンを楽しむ」を大切な価値観にしていまして,実際にランチ・おやつ共に好評頂いています.

が,個人的には「交流」もなるべく多く起こるように努力しています.

これはまあ主催のファシリ的に今でも試行錯誤しているのですが,

  • 複数回来ている人は色んな人とランチしてもらう
  • 私の方から時折話かける(特に初参加の方)
  • 成果発表の際はなるべく質問して議論を促す

「イイゴハン」も大切なのですが,何よりも「半日もくもくして今日は○○を覚えた」的な体験も結構重要なので,そこに気を使っています.

ホワイトボードを書く・眺める

これはウチのもくもく会に限った話ではないのですが,私は参加しているもくもく会・勉強会のホワイトボードを眺めるのが大好きです.

毎回, 2,3分(長いときは5分)ほど読み込んでいます.

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白板見るのが楽しみだったりします,ご協力thx!

なぜかと言うと,

  • 全員が集まる「一枚の地図」である
  • 眺めると色々な事がわかる

からです.

ホワイトボードそのものは,

  • 参加者のお名前
  • 何をやるか(一行で)

としか書いてないのですが,この情報だけで,

  • 今日はデータサイエンスが多いな
  • DBの構築って何を指しているんだろう?
  • お,いつものTCGの人が来ているぞ

とか色んな事が読み取れます.

さきほどの「「イイゴハン」だけでもない,「交流」も大切にしている」のところで,「声をかけるようにしている」の元ネタもホワイトボードだったりします.

主催者としては出欠確認に使っているという一面もある*10のですが,

  • 誰が来ていて
  • 何をやっていて
  • 今日のトレンド(話題になりそうなこと)はなにか?

と思考が働く, まるで世界地図を眺めて旅行した気分になれるのでホントにオススメだったりします.

3年目について

また一年後には色々と変わるものもあるかもしれませんが,ブレずに変わらずやっていくぞ!

色々とごちゃごちゃ書きましたがお気持ちは以上となります.

ちなみに次回は8/31です,お待ちしております!

retty.connpass.com

*1:レギュラーの運営メンバーが名前を上げた3人で,この一年間で新人君や,エンジニアリング・マネージャーのスイスイ他, 多くの方に協力いただきました!ホント感謝しております

*2:過去ブログにあるとおり,もくもくを始めたのは私が在職中だったりするのですが,今でも場所提供してくれてるのみならず, 運営メンバー以外からも「相変わらずやってるねー」と温かい目で見てくれているのはホントありがたいです(涙)

*3:ホントはRettyにJOINした当初(2017年1月)からはじめたかったのですが, Androidや機械学習のもくもく(両方とも既に無い)があったこと, 麻布十番への引っ越しが決まっていたので混乱を避けるためこのタイミングまで待ちました.

*4:Rettyの中の人ではなくなったので,「イイゴハンを通じてRettyの認知を!」は多少薄れていますが,後述の通り興味持つ人が現れたりしているので結果そんなに変わってないと思いますいい意味で

*5:回数を重ねると主催者・運営メンバー・参加者の習熟度やできることが増え,それに合わせてやり方とかも変わっていくのはとても良いことかなと.アジャイル風に言うと「学習曲線」がいい感じに右肩上がりな状態.

*6:「ある出来事」はエントリーを参照.掘り返すのもアレなのでここでは言及しません.

*7:noteに書いたこれは真実かつブレない自分の思想ですが,今思えば読んでる人に変なバイアスかかってたら申し訳ないなあと今更ながら思ったり苦笑

*8:2つ参加, 1つ運営している側の私見としては大体合ってるのですが, どの会も猛者が運営&猛者はちょいちょい来るし, 3つとも広義の意味ではゆるいし, 何より参加者が良い意味で回遊してconflictしてるのでこのカテゴリーが妥当と感じるかどうかは人それぞれかと思います.

*9:指名・抽選の優先度は言えませんが, 少なくとも初参加・2回目くらいの人が半分以上になるように調整しています.ちなみにレベル感は関係なし

*10:実際ホントに使ってます, ここで照合取れなかった人を直接出欠確認しています.なお, ホワイトボードに「connpass名書いて」とあまり言わないのは,「自分が呼んでほしい名前」を重要視しているからです.

技術と野球, キャリアのはなし- ブログ5年目の誕生日

何のひねりも無いエントリー,ただの日記です.

このブログ, 公開してから今日で5年経ったみたいです.

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見事なバレル・スイングですね(違)

あっという間すぎて「もう5年か」って思いが強いです, ホームラン狙いでピニャータも割りたくなります(適当).*1

応援してくださったり,感想をコメントしてくれたりしている皆さま,本当にありがとうございます.

「人のために書く」というより,「自分のために書く(結果,人に役立てばいい)」くらいに思って書いてるので,「役に立った」「面白い」「ナンデヤ!!!HANSHIN!!!カンケイナイヤロ!!!!」みたいなコメント・意見はいつも励みになりますし,嬉しく思います.*2

スタメン

3分34秒でわかる, このブログの歴史

ブログのヒットした秘訣とか, 真面目な歴史はすでにDevLOVE Xの感想エントリーにてやりきってるので,こちらでは純然たる歴史と数字,これからの話をメインに.

初登板, 初炎上KO(2014/7/20)

5年前(2014年)の今日, このエントリーが出て歴史がスタートしました.

shinyorke.hatenablog.com

このイキった内容でボッコボコに炎上したのはDevLOVE Xでお話させてもらいました, このときはホントに参った*3.

ちなみに, 「はてなブログでは初のエントリーです」と挨拶してる理由は, 自分でWordPressを立ててやってたブログがあること(今は閉じてる&archiveもどっかいった), 「マナスリンク」という自由なエンジニア・メディアで連載っぽいことをやっていたからです*4.

ちなみに, ブログのデザイン(はてなブログのデフォルトテーマ)および, ブログ名「Lean Baseball」は一貫して変えておりません.*5

密かな人気記事「30分でわかるセイバーメトリクス」(2014/8/3)

はてブの数はさほどじゃない,公開時はそんなに見向きもされなかったエントリーですが, 今では「セイバーメトリクス」でググるとウィキペディアの次に出てくるやつです.

shinyorke.hatenablog.com

今思っても,我ながらいいこと書いてるなと思います, 論理的にぶった切ってる感が(自画自賛)*6.

技術エントリーの数々

基本的には「アヘアヘPythonistaおじさん(略してアヘP*7)」なのでPythonネタが多めです.

最近のモノから順にあげても結構あります.

shinyorke.hatenablog.com

shinyorke.hatenablog.com

shinyorke.hatenablog.com

shinyorke.hatenablog.com

ちなみに最近は割としっかりフロントエンド・エンジニアリングもしてるのでVue.jsを中心にJavaScript系も増えてます.

shinyorke.hatenablog.com

shinyorke.hatenablog.com

なお, 個人的な一番の好みは「pandasの関数をちょっと知ってるだけでも面白いことできるんだぜ!」っていうこれです.

shinyorke.hatenablog.com

Python本シリーズ(2016からスタート)

キッカケは「独習Python入門」という本を頂き, お礼として感想エントリーを書いたことから.

shinyorke.hatenablog.com

このエントリーが大当たりしたのと, この辺りの時期から色んな人に「Python教えて」「オススメのPython本プリーズ」的な事を聞かれるようになり.

「ええい!面倒くさいからブログにまとめてやるわい!」

ってことではじめました.

shinyorke.hatenablog.com

shinyorke.hatenablog.com

shinyorke.hatenablog.com

毎年ビミョーにテーマを変えています*8が, どの年のエントリーも私なりの「怠惰と傲慢, 短気」の結晶です.*9

似たような理由で前のエントリーは「退屈なことはブログにやらせよう」的にアレの話を書きました.

shinyorke.hatenablog.com

DevLOVE Xでもお話しましたが,

複数人に同じことを25〜334回聞かれたらブログに書いたほうがよい!

辛いけどそういうことやぞ.

キャリアのはなし

転職するたびなにか書いてます.

shinyorke.hatenablog.com

shinyorke.hatenablog.com

shinyorke.hatenablog.com

shinyorke.hatenablog.com

きっと今後もなにか書くだろう(適当).*10

25秒でわかる, このブログの今後について

軸足を「技術」「野球」から変えることなく, 最低でも月イチは書き続けます.

変えることがあるとするなら, Python以外の技術ネタ, 特に好き(だけど書いてない)Golangとかもっとやりたいな...

最後になりましたが, 応援してくださってる皆さま本当にありがとうございます&今後もよろしくやで.

*1:なお, 弊社メディア「Baseball Geeks」から書籍が出たのでそちらもよろしくおねがいします!(宣伝)

*2:企業ブランディングのために書いてる訳ではなく, 言うても個人ブログですからねと

*3:と,同時にはてなの仕組みを知り, 感覚的なモノはつかめたので良かったと思っています.

*4:久々に読んで思い出しましたが,このマナスリンクの連載(野球と食べ歩き)が「野球エンジニアリング」の元祖であり, 後にRettyにJOINしたキッカケだったかもしれない笑

*5:テーマは面倒くさいからこのまま, ブログ名は2,3年前に「変えようかな?」と考えていた時期がありましたがPython本エントリーがバカ当たりして変えるに変えられず, ブログ名の通りのブログなのでもう変えないことにしました, 変えるときはおそらくこのブログを卒業するとき.

*6:なお, 現在は「バイオメカニクス」という「第三のセイバーメトリクス」とも言うべき時代になっており, 弊社メディア「Baseball Geeks」もしくは, Geeks本を読んでいただけると理解がより進んで面白いかと(宣伝宣伝アンド宣伝)

*7:アヘ単みたいなノリで呼んでほしい(真顔)

*8:同じテーマをテンプレ的に使いまわしてもいいのですが,毎年それぞれトレンドあったり,何よりも自分が言いたいことがあれこれ変わるので毎年変えています.

*9:「ブログを読んでからもう一度来な!」って言える環境を作りたかったのです.

*10:一番ブログっぽいエントリーかもしれない

退屈なことはPythonにやらせる...前に考えるべきこと

機械学習, データサイエンスを志向してPythonを勉強したり,この辺のエントリーで本を読み漁ったりすると*1,

もしかして, 私の仕事ってプログラミングで楽になるのでは!?

と気がつく(もしくはそういう記事・本を読んで触発される)瞬間があるかと思います, この本とかあの本とか.

このエントリーではそんな素晴らしい学び*2に対して,一つの回答を示してみたいと思います.

TL;DR(ここは読んでほしい)

言いたいことは以上で,なんとなく合点が行ったら本を読んで勉強しましょう(真顔)

おしながき

ノンプログラマー向けPython本 #とは

ここで言うノンプログラマーは,

  • プログラミング(またはPython)初心者・初学者
  • プログラミングを通常業務としない方々

を対象にしています.

退屈なことはPythonにやらせよう

巷では,オライリーの「退屈なことはPythonにやらせよう」という本が流行っています.

退屈なことはPythonにやらせよう ―ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング

退屈なことはPythonにやらせよう ―ノンプログラマーにもできる自動化処理プログラミング

実際にとても良い視点の本なのですが,

  • メールアプリ(Mailer)の自動化っていまどきニーズあるの?とかユースケースに多少疑問がある*3
  • マウス&キー操作の自動化で切り抜けるのって「ノンプログラマー」的に無駄にリスクあるんじゃね?*4
  • 途中, 「sudo ほげほげ」ってコマンド出てくるのやばくね!?*5

いうのがメッチャ引っかかっています.

ってことで,私としては「できる仕事がはかどるPython自動処理 全部入り。」の方を合わせてオススメしたいなと思っています*6.

できる 仕事がはかどるPython自動処理 全部入り。 (「できる全部入り。」シリーズ)

できる 仕事がはかどるPython自動処理 全部入り。 (「できる全部入り。」シリーズ)

  • 作者: 森本哲也,中野正輝,池徹,岡田幸大
  • 出版社/メーカー: インプレス
  • 発売日: 2019/05/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • この商品を含むブログを見る

Python自動処理 全部入り。

この本はちょっと興味あって(&筆者も知ってることもあり*7)手にとってみました.

個人的に「いいなあ」と思ったのが,

  • 最新のPython(3.7)ベースで紹介&書かれている.
  • カラーかつ大きい字で見やすい,コードも読みやすい.
  • ユースケースが普段からやるようなことに注力しており,現実的に使うイメージが湧きやすい.
  • 危険な設定・インストール作業,特にsudoしたりするところがなく安心して真似を勧めることができる.

一通り,手元の仕事をPython(に限らず他のプログラミング言語)で自動化してる方(私もです)には退屈な内容かもですが,

初心者やプログラミングに興味を持った方には自信を持ってオススメできる内容です.

できる 仕事がはかどるPython自動処理 全部入り。 (「できる全部入り。」シリーズ)

できる 仕事がはかどるPython自動処理 全部入り。 (「できる全部入り。」シリーズ)

  • 作者: 森本哲也,中野正輝,池徹,岡田幸大
  • 出版社/メーカー: インプレス
  • 発売日: 2019/05/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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というわけで,「退屈なことはPython〜気になる」方はぜひ合わせてこちらもチェックするといいんじゃないかなと思っています.

退屈な作業とプログラミング

とまあ,プログラミング(Python)の視点でいうと本の感想だけでもいいのですが,

そもそも「退屈なこと」ってなんやねん?(&ホントにみんなプログラミングする必要あるの?)

という疑問が湧いたので,ちょっと整理してみました(=このブログの真に言いたいことでもあります).

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作業とプログラミングを整理するマトリックス

自分はいつも「作業が退屈かどうか」「プログラミングをやるべき(教えるべき)かどうか」をこんな感じで整理してるよ!っていうマトリックスです.

その作業は退屈ですか?

目の前の作業・タスクの整理という視点です.

  • 作業回数(頻度)が多い・少ない
  • 属人性が無い・ある(または,機械に置き換えできる・できない)*8

という視点でのマトリックスです.

かなり退屈な作業

「回数が多い」「属人性がほぼ無い」もの.

圧倒的に「退屈なことはプログラミングで解決すべき」領域です!

  • 毎週数百個のExcelファイルをコピってパワポを作る作業があるんだけどね
  • メーリングリストを決まったアドレスリストに送りたいなー

みたいな作業はまさにプログラムが得意な仕事です.

リスクある作業

「回数が多い」「属人性がある(と思われている)」もの.

この辺はリスクが潜んでいるので因数分解してみましょう

もっと言えば「リスクあるんで今すぐ解くべきイシュー」とも言えます.*9

というのも,

  • 「属人性がある!」と作業する本人は思ってるが実際そうでもない可能性がある*10
  • ホントに属人性がある場合,そもそも回数が多いことが問題.「今すぐ解くべきイシュー」である.

これを処置するだけで,

  • 属人性がなくなれば「かなり退屈な作業」になり,プログラミングによる自動化が有効になる
  • 回数が減れば「箸休め」的な仕事になり,そもそも問題・リスクになる可能性が低くなる

ので,真っ先に解決しましょうと.

あと,この手の仕事はもう一つのリスクがあって

実は「仕事ごっこ」なのでは?

という疑惑もあるので疑うようにしています.

「仕事ごっこ」の定義はこちらの本にあるのでぜひ読んでほしいのですが,

仕事ごっこ ~その“あたりまえ

仕事ごっこ ~その“あたりまえ"、いまどき必要ですか?

仕事のスピードを遅くし、時間をムダにし、成長機会を奪い、社外の人とのコラボレーションを邪魔し、優秀な人を遠ざける慣習やルール

これに「あっ」ってなったら行動を起こしましょう.*11

箸休め的な作業

「回数が少ない」「属人性がある」もの.

たぶんですが,大事な仕事じゃないのでそっとしておきましょう.

こういうのをたまにやる仕事として残すもの悪くないと思います.

「仕事ごっこ」じゃなければ.

そこそこ退屈な作業

「回数が少ない」「属人性がほぼ無い」もの.

プログラミング初心者の方だったら練習台としてちょうど良いはずです!

なぜなら,しくじっても対してリスクが無いかつ,作業もプログラミングも次の学びに活かせるから

ただ, 回数が増えたらリスクなのでそこのウォッチはお忘れなきよう.

プログラミングすべきですか?

プログラミングするかどうか?と迷っている本人的には「自分がプログラミングに向くか否か」

「プログラミング教えて!」と言われている方は「この人はプログラミングに向いてるか否か」

という視点で見ると良いかもです.

軸はシンプルで,

  • 学ぶこと(勉強すること)が好きか嫌いか
  • 自分は怠け者か働き者か

これだけです.

勉強好きの怠け者

圧倒的にプログラマー向けなのでプログラミングをやったほうが良い

プログラマーの三大美徳は「怠惰」「短気」「傲慢」とはよく使い古された表現ですが,その中でも重要なのはやっぱ「怠惰(怠け者)」で,コンピュータに仕事を任せるためプログラミングをやる!というのがやっぱ正しい姿かと思っています.*12

とはいえ「怠ける」ためにはたくさん勉強したりコードを書くのが必要なわけで...ってここまで書くと自明かなと思います.

勉強好きの働き者

じつはちょっと惜しい感じの人達です.

コンピュータに仕事を委譲するだけで楽になれます

忙しくて手が回らない...のであれば,「これってホントにプログラミングできないかな?」と思考を変えるだけで幸せになれる.

勉強好きであればきっとすぐ気がつくでしょう.*13

勉強嫌いの働き者

一番やっかいな人たちかもしれない.

「仕事大好き」はいいけど,それって「仕事ごっこ」かもよ?

「働き者」なところのリソースを「勉強」に回すだけで幸せになるはず.*14

ただ,これができないとなると「圧倒的にプログラミング向きじゃない人」だと思っています.

勉強嫌いの怠け者

これもちょっと惜しい人たち.

勉強することでホントに「怠け者」になれるので勉強しよう

プログラミングの楽しさ・便利さを知ると一気に伸びる可能性が高い.

なお,「プログラミングの楽しさ」を教える際はこのエントリーが参考になります(手前味噌).

shinyorke.hatenablog.com

退屈なことはPythonにやらせる...前に考えるべきこと

私なりに,一言で言うと

「ホントにそれ,俺がやる必要あるの?(プログラミングでいけるorそもそもやらなくてもいい)」

っていう「入り(初球)」からはじめてみることかな?と思っています.*15

機械学習, データサイエンス, WebがやりたいからPython...の前に自動化を!...って熱く考える前に,目の前の事の真実をいくつかの切り口(今回は回数と属人性, 勉強好き嫌い, 働き者か怠け者か)で見てみるといいかもです,視点は人それぞれ合っても良いですし.

日々のお仕事・つまらない作業でバタついてる人たちの参考になれば幸いです.

おまけ「CSV・Excelでの作業を33分4秒で自動化させる」

のであれば,やはりpandasを使ったほうが早いです.

これは本を読んでもいいですがこんな参考資料作ったのでそっちをご覧いただければと思います(手前味噌パート2).

shinyorke.hatenablog.com

ホントに334で出来るかはアレですが(#NHK), 気になる方はぜひ挑戦を!

*1:当エントリー執筆者としては嬉しい悲鳴です,ほんとありがとうございます :bow:

*2:これに気がつくのはある程度プログラミングを実用できてる証拠なのでいいことです,ホントに素晴らしい

*3:エンジニアの作業だったらまあわかるのですが,「ノンプログラマー」がやる仕事としては高尚なのでは感ある&今どきであればG Suite使ってるトコ多いハズなのでAPIで良いのではというのもあり

*4:これもレベル的にはエンジニアがやったほうが良いと思いました,安易にキーボードとマウスの操作をノンプログラマーがプログラミングで解決って危ないなと

*5:ノンプログラマーに管理者権限って(震え)

*6:退屈なことは〜は悪い本じゃないのですが,前述の通り真似していいの!?っていうポイントや,ちょっと前の本なのでそのまま真似するリスクが若干あり自信を持って勧めるのはキツイなあと.

*7:信頼できる,腕が立つエンジニアな人たちの執筆というのも気になるポイントでした&さすがのクオリティに拍手!

*8:ノンプログラマーに耳慣れない言い方だと「再現性の有無」ともいえる.エンジニア的にはこっちのほうがしっくりくるかも.

*9:作業そのものというより,仕事の仕方やチームそのものに問題ある可能性があるので「イシュー」になるという認識.

*10:例えば,取引先数百社に書類を送付する仕事があったとして,プログラマー思考だと「送付先をExcelなりCSVで作ったら封筒印刷は自動化できる!」と考えるのですが,世の中には「住所が全部違うからここは俺がやらないと!」と考える人もいるわけで(両極端な例ですが世の中そんなもんです)

*11:「仕事ごっこ」の本筋はこのブログでは触れませんが,退屈なこと,との相性は高いと思います.

*12:残る「短気」と「傲慢」も実は大事.これが揃うとコミュニケーションどうやねん?的な疑念を持つ人もいますがぶっちゃけコミュニケーションは言語化力が高ければ短気な人でも傲慢な人でもどうにかなります.

*13:あとはマインドセットを変えることも大事.忙しいのは美徳じゃなくて恥だよ,的な

*14:仕事に喜びを感じてる人の多数がここのイメージなのでちょっとこわい

*15:つまり,イシューからはじめよと.