Lean Baseball

No Engineering, No Baseball.

コミュニティでの信頼と”エンジニアの選球眼”の話 ー #bpstudy で話をした件とその後の件

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GW中はずっと野球を見ていましたこんにちは.*1

ちょっと間が空いちゃいましたが,先月(4/20)のBPStudy(野球ではない方)*2にて、

エンジニアとしてのスタメンを掴むまで 〜「逆算のキャリア設計」

というテーマでお話をさせてもらいました。

このエントリーではそんなBPStudyのふりかえりとこれからの話をちょろっと書きたいと思います.

TL;DR

  • BPStudyではコミュニティ活動と自分の活動の大切さについて話をしました
  • コミュニティ活動は信頼が命.信頼を損ねる・失う行為、していませんか?(してたらやめよう)
  • エンジニアにはキャリア・技術を適切に選択し進むための「選球眼」が必要!という話を来月沖縄でやります

打順

BPStudy #128

ホントのタイトルは、「BPStudy#128〜エンタープライズアジャイルからアジャイルエンタープライズへ

私は全く持ってエンタープライズアジャイルの話はしていません笑*3

当日の様子(Togetter)

BPStudy#128〜エンタープライズアジャイルからアジャイルエンタープライズへ まとめ - Togetter

スライド

speakerdeck.com

余談ですが、スライドの表紙を飾ったアスレチックスのショーン・マナイア投手はこの発表の二日後(4/22)にメジャー2018年初ノーヒットノーランを達成しました*4

www.nikkei.com

何故登壇したのか

BPStudy主催者である、@haru860さんに「BPStudyで野球エンジニアになれたので話をさせてください!!」と私の方から一方的にお願いをした結果、4月に枠があるということでそちらの枠でお話をさせて貰うことになりました.*5

話の元ネタ

デブサミおよびGeek Outの話を下敷きに、「コミュニティ活動と自分とどう付き合うか?」をテーマに再構成しました.

デブサミでは「自分が野球エンジニアになるまで」を、Geek Outでは「野球エンジニアになるまでのキャリア戦略」を中心に話したり書いたりしました.

今回お話したBPStudyは、エンジニアやIT業界に関わる人達が集まるコミュニティであり勉強会であり、私自身も研鑽したりフィードバックをもらったりして成長した場であったりしたので、

  • コミュニティ活動でのインプット・アウトプットを元に力を伸ばす
  • 自分自身・個人として勉強したり力を磨く、時には休むことの重要さ
  • コミュニティ活動は周りの力添え・協力という信頼で成り立っている

主にコミュニティ関連に関するお話を中心に再構成して発表させてもらいました.*6

反響・感想ほか

つぶやきが主催のはるおさんだらけなのはさておきw

キャリア形成の話は見事に野球語に翻訳されて伝わったようです笑

冗談はさておき、たとえ話としては大正解です.

また、コミュニティに関する話もいくつか感想をいただきました.

2012年頃からコミュニティに入って活動してきた自分としては、今までやってきたこと・これからやること・我思うことをようやっと言語化できてよかったなと思っています.

ちなみにですが今回の発表は最近のIT野球界隈で流行りつつある「ビジネスカジュアル」で臨みました.*7

コミュニティは参加者同士の「信頼」で成り立っている #いいたいこと

ひと言で言うと,

コミュニティ活動は人との関わり合いが基本,信頼を失う・損ねる行為はするな

これの言語化と発表にはちょっと勇気がいりましたが,

  • 勉強会・カンファレンス等のイベントの参加者・主催者として最近疑問に思う参加者・主催者が増えた
  • お仕事と同じく、コミュニティも信頼・信用有りきの活動だと知ってほしい
  • 思わぬカタチで信用・信頼を失っていませんか?の声かけをしたい

という思いがあり、このようなスライドを入れさせてもらいました.

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昨年は「Pythonもくもく自習室 #rettypy 」を立ち上げ、現在も主催者として活動しているのと、色々なイベントの支援(スタッフとかスポンサー)をさせてもらいました.

shinyorke.hatenablog.com

shinyorke.hatenablog.com

その中で沢山の学びや楽しいことがあり、やってよかったと満足することも多かったのですが、ほんの一部の参加者・登録者(全体の1割もいかないと思う)の「ふぁ!?」的なスタンス・行為で関係者や参加者の皆さんが多かれ少なかれ不快・気持ちよくない思い出と共に帰る姿も見ており、これの言語化と警鐘を鳴らしたいなと思ってました.

個人的には残念なことにならないようにするために,

  • まずは何よりもイベント・勉強会の直前キャンセル・ドタキャンは避けよう*8
  • 直前キャンセル・ドタキャンを避けるために、参加するイベント・勉強会のスケジュールをしっかり立てる*9
  • ようするに「セルフマネジメントをしっかりしましょう!(約束は守りましょう)」
  • その他、周りの人達やその場が不快になるような行為は慎みましょう*10

お仕事や普段の生活同様、コミュニティも自分のマネジメントが要求されるかつマネジメントができるひとであればあるほどよい成果が得られるかと思うので意識されたことがない人は是非心がけてくれると嬉しいなと思っています.

今思えば「野球データ使うから機械学習エンジニアになるぞ!」と安直に決めたり、やみくもに勉強会・イベントにたくさん行かなくて(必要なものだけ行って)良かったと思っています。

「なるんだ!」を実現する「逆算」のキャリア設計 ─ 野球エンジニアへの挑戦 - GeekOut より抜粋

この件も、実は警鐘だったりするのです自分の話ではなくて.*11

【次回予告】エンジニアは技術・ビジネス・キャリアを見極める「選球眼(せんきゅうがん)」が必要【続きは沖縄で】

ちなみにですが、BPStudyのスライドではこんなクイズを出させてもらいました.

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現実のアスレチックスは、怪我から復帰したマーク・カンハという打てるセンターをスタメンに据える(ただし守備は犠牲にする)という問①の2を回答としました&結果なんとなくチームは上手く回っています.*12

また、居残ったセンターたちは控えに落ちたりクビになったりしました.

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一方、私を含めエンジニアは常にこのような難問と戦っていると思います.

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エンジニアにはこうした自分のキャリア以外にも,

  • プロジェクトに最適な技術・手法ってなんだ?
  • 今やっておくべきプログラミング言語とは?
  • 今流行ってる機械学習で俺食っていけるかな?

などといったイシュー・課題をボールに例えて「ストライク」「ボール」を見極め、適切に「選択」する「選球眼(せんきゅうがん)」が必要なのかな?と思っています.

そんなメタファーを元に沖縄のイベント「PyData.Okinawa + PythonBeginners沖縄 合同勉強会(6/16 Sat)」で

エンジニアの選球眼 ─ 価値を生む技術とキャリアのつくりかた

というテーマで人生初の基調講演(Keynote)をさせていただくことになりました.

pydataokinawa.connpass.com

キャリアおよび久々に技術(Python)の話で、ジョーイ・ボット選手並の「選球眼」*13を植え付けられるよう、しっかりお話させてもらいますので、沖縄の皆さまお楽しみに&もちろん県外の方もお休みなどとってどうぞいらしてください!

というわけで、BPStudyのふりかえりと「逆算のキャリア設計」に関するお話はこれにて一旦閉じます.*14

五月病に負けず、5月も乗り切っていきましょー!

*1:特に最終日5/6はアスレチックス、マリナーズそしてヤクルト戦の延長戦にずっと付き合ってました笑

*2:最近はBaseball Play Studyの影響が強すぎて野球のイメージがありますが本来はIT技術の勉強会です

*3:ちなみにアジャイルの話はしている

*4:ファンとしてはそこそこ期待してたけど全く持っての偶然笑、ちなみにチームの左腕エースなのは間違いないし結果が結果なので今シーズンメチャクチャ期待

*5:野球エンジニアへの転身が確定した昨年11月頃に話の構想はあり、今年2月にできれば!と思っていたのですがありがたいことにデブサミ、Geek Outと立て続けにお話を頂き、結果的に一番最後の美味しい所がBPStudyになりました(個人的なふりかえり)

*6:BPStudyだから、というのもありますがGeek Out文章をレビューしてもらった@bash0C7さんのフィードバック・助言もありこの方向を強くしたのもあります、こしばさんありがとうございました!

*7:正装(ユニフォーム)ではないが、それとわかる格好のこと.察してください.

*8:connpassのログを追うと毎回無言もしくは「業務都合」キャンセルの人が居たりするのわかっちゃうんですよと.

*9:connpassにはGoogleやAppleのカレンダーに入れてくれる便利な機能ありますし、iPhoneの人はアプリを入れたら通知してくれるので取りこぼしはそうそう起きないですよと

*10:よく言うGenderとかPosition Talkみたいな奴です、これは若者より私と同年代(38)前後の大人が多い印象

*11:界隈のブームに対するアンチテーゼも含みますけどね

*12:強豪ひしめくア・リーグ西地区で一応プレーオフ狙える位置にはいる,5/6現在

*13:シンシナティ・レッズの強打者で打率・長打力が高いのみならず驚異的な選球眼で四球を沢山選ぶセイバーメトリクス時代を象徴する選手.守備も上手く,本当に穴がない.

*14:これでホントに最終回,もうしばらくはキャリアの話とか登壇はいいよ!(野球のエンジニアリングとデータサイエンスに集中したい)

「逆算のキャリア設計」誕生秘話〜あの記事のちょっとした裏話

写真は2ヶ月前、デブサミのスライドの追い込みに追い込まれて美味しいお酒とご飯を頂きながら一生懸命やってた風景です。*1

なんで写真撮ったんだろう?笑

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それはさておき、野球エンジニアですこんばんは。

昨日(4/12)、縁あってGeekOutさんのコラムとして載せてもらったこちらのエントリーについて

geek-out.jp

  • 引き受けた理由とストーリーについて
  • 書いてる内容の補足(細かすぎて載せなかった話)
  • 結局、「逆算のキャリア設計」って何なの?

についてふんわりと残したいと思います。*2

TL;DR

  • 「なるんだ!」があろうがなかろうが、「何か」から「逆算」してキャリア作りするような世の中になってほしいなというお気持ちをこめて「逆算のキャリア設計」というタイトルに
  • 「逆算のキャリア設計」というタイトルは査読から生まれた。査読メッチャ大切。
  • 野球データをちゃんと追うキッカケになったのは90年代の阪神タイガース(新庄剛志氏、藪恵壹氏ほか)
  • スキルアップ・キャリアのためとはいえ、「やみくもに勉強会・イベントに登録する・行く(もしくはドタキャン)」な風潮には警鐘を鳴らしたい
  • 今回は「キャリアチェンジ」にフォーカスを当てましたが、 #BPStudy では「コミュニティ活用」軸でお話をします(スライドはこれから)

おしながき

ストーリーについて(話を受けたキッカケから執筆まで)

デブサミ2018のあの話および、このブログを読んでくださった方がGeekOutさんの関係者で、直接オファーをいただきました。

メッセでやり取りした中で意気投合し、ちょうどBPStudyにも「デブサミの再演をやりたい!」とオーダーしてた時期で整理もしたかったのでお話を受けさせていただきました。*3

ストーリーはデブサミの話を軸に、

  • キャリアチェンジ(というか転職)を繰り返して目標に登る中でのエピソードや心がけたこと
  • そもそも何故野球データバカ好きになったのか?というエピソード
  • デブサミでは話をやりきれなかった提言とか警鐘

を中心に、デブサミの話を引いたり削ったりしながら作成しました。

自分の話かつ、デブサミのスライドで既に完成度が高いものになってたので*4、割と作るのは楽でした*5、苦労したのは写真選びと撮影ぐらいですね。*6

レビューから公開までのあれこれ

GeekOutさま側の担当者および、自社(ネクストベース)のメンバーそして、私が非常に恣意的にお願いした外部レビュアー(ここが後に重要なポイントになる)にレビュー・査読を依頼、細かいプルリクをひたすら打ち返して完成しました。

レビュー・査読について

自社メンバーには主に社内的なチェック、GeekOutさんにはメディアとして、ライティングやトンマナ・表記ゆれなどを見ていただける、、、という所で協力を頂いたのですが(感謝!)、

あれ、エンジニアが見てコメントする工程が無いのでは!?

と気が付き*7

  • ネットもリアルも顔見知りかつお話や議論したことがあって(つまり「友達」)
  • リードエンジニアだったり、CTO/VPE経験者だったりして(つまり「強者」エンジニア)
  • かつ、元同僚ではない方*8

という感じでお願いをしました。

具体的には、 @bash0C7さん、@hageyahhooさんの二方にお願い→快諾いただきました。

ホント感謝ですし心強かったですありがとうございます!

「逆算のキャリア設計」というタイトル誕生秘話

強いエンジニアレビューでは、

  • @bash0C7さんからはCTO/VPE目線でのコメント(細かい話は省略)および、「コミュニティの話を推してみたら?*9」という提案→後者はBPStudyに昇華される(ほぼ確定)
  • @hageyahhooさん、「エンジニアもビジネス目線が重要じゃろがい!」的な話を軸にフィードバック多数(意訳:ワイの表現の推しを強めるべきという熱い応援*10

そんなレビューコメントを頂きつつ、 @hageyahhooさんのあるフィードバックから出てきた言葉、

「逆算のキャリア設計」って言葉いいんじゃない?

この言葉が妙にツボに入り、文面を大幅修正→最終的にはタイトルまで昇格しました。

というわけで、

「逆算のキャリア設計」は@hageyahhooさんが名付け親です(やったのは私だけどねw)。

ホント、このレビューは有意義でした。

コンテンツの裏話〜細かすぎて載せなかった話

というレビュー祭りが公開ギリギリまで続き、昨日公開に至りました。

geek-out.jp

ここでは本来詳しく書きたかったけど、流石に細かすぎて載せなかった話をいくつか。

※特別な断りが無い限り、すべて元記事からの引用です。

高校〜社会人若手時代に成績計算をしてた対象は?

私は、高校生の頃から野球のデータにたいへん興味がありました。朝のスポーツ新聞で試合結果や好きな選手の成績を眺めては、「ヒットがあと2本出たら打率3割だ」「今日9回投げて自責点2以内なら防御率が2点を切るぞ!」といった視点でデータを計算し、夜にテレビやラジオの中継で答え合わせするのが大好きでした。

社会人になってからも、手段がスポーツ新聞からインターネットの速報・成績データに変わった以外は、同じように成績データを見ては打率や防御率などを暗算して楽しんでいました。

日本のプロ野球、このときはセ・リーグ球団の選手の成績計算をよくしてました。*11

スコアブックの読み方や計算方法を実際の成績とパワプロ・やきゅつくで覚えた感じです。

マネー・ボールを知ったキッカケのTV番組

そんな中、2004年(当時24歳)に見たメジャーリーグの番組で、

  • 打率より出塁率が重要

  • バントや盗塁するより長打を打て

  • 投手の責任は「三振」「四球」「長打」だけだ

といった、「データから客観的にプレイを評価し、選手・チームを改善していく」概念が紹介され、たいへん強い衝撃を受けました。

プロ野球ニュース?すぽると??と思った皆さん、残念でした。

当時TBSの月曜深夜に放送していた,「MLB主義(えむえるびー・いずむ)」という番組でした。

MLB主義 - Wikipedia

司会はとんねるずの石橋貴明さん、解説牛島和彦氏(まだ横浜の監督になる前)で、野球好きとしてMLBをもっと知りたい(&タカさんのスポーツトークの大ファン*12だった)私がずっと見ていた結果、マネー・ボールと出会うことになりました。

ドッグフーディングはどこで習ったのか?

自社サービスを使い倒す系のやつですね。

やり始めてたのしくなった&学びがあることに気がついたのがビザスクで、もっとうまい感じにやって使い倒そう!と思ったのがRettyでした。*13

今はここで学んだことを(形を変えながら)ベースボールギークスでどうやってやろうか?と思案したり試してやるのが楽しみです。*14

強く言いたいところ

記事の内容および、はてブのコメントを元に、言いたいポイントをいくつか。

「なるんだ!」でも他でもなんでもいいので「逆算」して何かをやる計画を立てる&愚直にやることは良いことだと思う

(言葉をもらったとはいえ)タイトルに込めた思いは、

"「なるんだ!」があろうがなかろうが、「何か」から「逆算」してキャリア作りするような世の中になってほしいなというお気持ちをこめて「逆算のキャリア設計」というタイトルに"

という所です。

私は自分自身が「先の目標、それも越えるか越えないかハードルが微妙に高い目標に長く取り組む」ように仕向けないと、延々とサボったりダラダラするところがあるので、敢えてそこにハードルを設けるためいつの間にか中長期の目標を立てるクセが付きました。

この方法が果たして万人に有効なのかわかりませんが、

  • 中長期目標を決めてやる
  • 途中で見直して進路調整(いわゆる「ピボット」)を繰り返す
  • 自分のことなので、途中でダメだったり気が変わったらやめても構わない、ぐらいの気持ちでやる
  • 成功してたらトコトン追求する

と良さ気だということに気が付きました。

カンが鋭い方なら気がつくかもですが、「動くアプリケーションがユーザーさんに価値を出してることを正とする」というアジャイルに親しい考え方だったりします。*15

このやり方・考え方が万人好みとは思えませんが、キッカケだったり何かを考える転機になると良いかなと思っています。*16

道具・手段を「好き」になってほしい(でも道具は道具、手段は手段)

はてブのコメントにあった件のある種回答になるのですが、

  • Python・アジャイルは「好き」なのは間違いない
  • でも、プロフェッショナルとして「道具」「手段」として捉えることは忘れたことはない、むしろ大切にしている
  • 使わなくても切り抜けられる最短ルートがあれば迷わずそっちを取る
  • とはいえ冷徹に「道具だ!」「手段だ!」というのは寂しいが過ぎる→じゃあ好きでいいじゃん!

という論法で結局のところ「好き」という表現に落ち着きました。*17

また、この「好き」というのは手段・道具だけでなく、「コミュニティが好き」にも掛かってることを付け加えておきます。

スキルアップ・キャリアのためとはいえ、「やみくもに勉強会・イベントに登録する・行く(もしくはドタキャン)」な風潮に警鐘を鳴らしたい

今思えば「野球データ使うから機械学習エンジニアになるぞ!」と安直に決めたり、やみくもに勉強会・イベントにたくさん行かなくて(必要なものだけ行って)良かったと思っています。

これも自分の話なのですが、敢えてメッセージ風に言うと、

"やみくもに登録している勉強会・イベント、本当に行くんですか?(&その後、役に立ってますか??)"

という問いかけだったりします。

Pythonのもくもく会(リンク先はレポートです)を運営をしている身として、出欠者のチェックを色んな視点で行っているのですが*18、複数回来たり、発表が定番化してレギュラー化している方たちは、

  • 明確にスケジュール組んで参加している(ように見える)
  • やみくもにイベント・勉強会に登録してない、ピンポイント狙い撃ち
  • 時間通りに来る人が多い、ダメなときも事前の適切なタイミングで連絡がある

方が多かったりします*19。逆説的には、

  • 登録したイベント・勉強会をキャンセルしまくってる
  • やみくもに登録してる(故にスケジュール立たない?)
  • 故に、定着もしないし結果的に機会損失になってる*20

のでは?という方もたまにみかけます(おせっかいで恐縮ですが。。。)

たくさん登録しようがキャンセルしようが自由っちゃ自由ですし、私が運営してるもくもく会はルールに従って参加・待ちを決めてるのでアレなのですが、

  • 目標を立てて逆算して
  • 仕事・プライベートの活動決めて
  • 計画的にやる、無理なくいい感じに

やるだけでも大分進展するのになあ〜、と思っています。

この辺はもうちょっといい感じに別の機会に語りたいです。

むすび&BPStudy(4/20)予告〜「逆算のキャリア設計」完成編

というわけ、GeekOutさん記事を中心にふりかえりつつポエムでした。

レビュアーの皆さんおよび、協力いただいたネクストベースのメンバーそして、機会をくださったGeekOutさん、誠にありがとうございました。

一週間後のBPStudy(Baseballじゃない方)にて、デブサミおよびGeekOutとは少し軸をかえて、「逆算のキャリア設計」についてお話します。

bpstudy.connpass.com

@bash0C7さんから頂いた、「コミュニティの話を推してみたら?」の部分を具体化してお話したいと思っています。

基本はデブサミの再演ですが、ディレクターズ・カット版かつ、GeekOut版も挟んだ上での集大成としてやりますので来られる方はぜひご期待ください。

というわけで次はBPStudyでお会いしましょう!

*1:ちなみにここです酒・肴 赤津庄兵衛(あかつしょうべい) (荻窪/居酒屋) - Retty

*2:分析とかエンジニアリングのブログではないのでゆるくやります(棒読み)

*3:のと、所属企業のネクストベースおよび、プロダクトのBACS・ベースボールギークスを一人でも多くの方に知ってほしいという元エンジニア広報としての嗅覚もですね

*4:なんせデブサミのスライドはほぼ丸3日、徹夜も挟んで作った大作

*5:100枚超えスライドからの引き算でしたが、一個のモノリシックな発表ではなく、なんとなくモジュール構造にしてたのが勝利の要因です笑この辺いずれ言語化して設計パターンにしたい

*6:サムネイルは同僚氏が撮った奇跡の一枚でした。僕の4シームの握りが微妙だった以外完璧

*7:自社にエンジニアがいればよいのだが残念ながら私一人

*8:ここは悩んだポイントでしたが変な「元同僚」バイアス掛からない方が良いと判断し決めました

*9:「個人・コミュニティ活動の積み重ね〜」みたいなところが引っかかったとのことでした

*10:念のために言っとくとビジネス目線話は元々たくさん書いてて、どちらかといえば文脈確認しつつ、もっと強気におそうぜ!的な内容でした、具体的にはエモすぎて言えない

*11:特に在阪球団の選手、当時ファンだった

*12:賛否両論ある方とは思いますが、見る軸とか面白く語る姿が好きで、なんとなくですが私が外で野球の話をする時も影響受けてるような気がします(メタファーの一つではある間違いなく)

*13:特にRettyのドックフーディングのヤバさは凄い、成長するサービスの底力と文化大切

*14:多くの人に読んで知ってほしい、という意味ではまず自分が使わないとね

*15:プロダクト・チームが価値を出すためには個々の力が、、、というのはみんなが同意する所かと思いますが、案外「自分が最適化することによって」と言ってる方が少ないなと思い、言ってみました。持論だけどこれは譲れない。

*16:つまりアナタ次第、自分事って意味で

*17:ブログ全体の文脈・バランスという意味合いもあります、そして実際好きなので好きでいいじゃんと

*18:内容は秘密ですがやってて面白いです

*19:セルフマネジメントができてるって事だと思ってます。

*20:私が立てたルールに弾かれてるというより、結果的に弾かざるを得ない感じになってるという印象

Baseball Play Studyと私の5年間〜発表は人生を変えるという話 #BPStudy

エイプリルフールに合わせてなにかセイバーメトリクスっぽい指標のネタを考える...暇もなく仕事してた&野球見てた自分です.

来年(2019)のエイプリルフールこそ,セイバーメトリクスで適当な指標作ろうと思った野球エンジニアですこんにちは.*1

さてさて,先日(3/29)の話になりますが,

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Baseball Play Study 2018春で最後の野球の発表をしてきました.

speakerdeck.com

事前に引退するぞ!と宣言したら、(サプライズで)人生初の胴上げ*2および引退会見*3もさせていただきました(震え

楽しかった(感激した)BPStudyのふりかえり、、、と共に,

  • BPStudyとの出会い
  • BPStudyでどうやって人生変わったのか
  • Baseball Play Studyからの引退と,これからのBPStudyとの関わり方

について軽くポエムしたいと思います.

おしながき

ざっくりまとめると

  • 主催者のはるおさん(@haru860)に野球の話を褒められたのがすべての始まり
  • Baseball Play Studyでの発表を継続的にやった結果,野球界への道が拓いた
  • Baseball Play Studyで自分は道が拓けたので次は若い人が続いてほしい←引退の理由
  • とはいえBPStudy(本来のやつ)は継続して参加するし登壇もするよ
  • 4/20(金)にそんな話をするのでお時間ある人は是非どうぞ(野球の話じゃ無いよ)

BPStudy #とは

公式サイト(connpass)より,

BPStudyは、2007年9月から毎月1回のペースで開催しているWeb系勉強会です。(「 ○○Study」と名前がついている勉強会の元祖です。)

技術者(デザイナーの方が発表したこともあります)が、自分のノウハウや知見を発表する 「技術者のTED」 のような勉強会を目指しています。

発表者は、発表をきっかけに自分の専門性を再確認する。周囲には専門性を認知され、キャリアを築いていく。聴衆側は、発表を聞いて知識を得たり、議論したりして刺激を受ける。

そのようにBPStudyに参加することで、自分の中の何かが変わり、何かやってみようと思い、その小さな行動がきっかけで未来が創られていく。

そのような場になればよいとおもいます。

開始当時(2007年)と比べ、エンジニアのカバー領域・人数・範囲もメチャ広がったのでWebだけとも限らなくはなってる感ありますが(いい意味で裾野が広がってる)、

  • 自身のノウハウ・知見を発表する
  • 発表者はフィードバック(質問・議論・懇親会など)で専門性を再確認する
  • 周囲(参加者)はその専門性を認知し,次のアクションに活かす
  • この繰り返しで「何かをやろう」と想起され実践する→繰り返しで未来が創られていく

この文脈において,10年以上127回休まず続いているイベントです.

私とBPStudyの馴れ初め〜Baseball Play Studyのはじまり

私がBPStudyを知ったのは2013年でした,5年前ですね.

知ったキッカケと初参加の由来は,,,覚えてませんが確かなのは@shimizukawaさんのツイートか何かで認知したことだと思います.*4

初参加したのはこの会,,,の懇親会でした.*5

bpstudy.connpass.com

ここに参加していた共通の友人である健大高崎*6さんこと@ken_takasakiにはるおさんを紹介して頂いたのですが,

健大高崎さん「中川さん,はるおさんと同じく野球好きですよ!」

ワイ「メッチャ野球好きです,野球でエンジニアリングしてます」*7

はるおさん「おっ」

みたいなノリで話が(BPStudyの本題とは違う方向で)盛り上がり*8,最後の方で出てきたはるおさんの構想に衝撃を受けました

はるおさん「(野球についての知識・愛情が)いい筋持ってますねー,ところで3月(2014年)にBPStudyで野球の会をやるのですが登壇しませんか?」

ワイ「(ガタッ)ま、マジすか!?やらせてください!!!」

有料のイベント*9で初の名前入り(バイネーム)登壇が決まるそれも野球で!?,,,というのにすごく興奮した記憶があります.

これが第一回目Baseball Play Studyの誕生でした.

記念すべき「第一回Baseball Play Study」

ちなみに当時のコンテンツは,

  • はるおさん,私,ござ先輩(@gothedistance)が30分ずつ各々のテーマで野球トーク
  • その後3人で順位予想を交えた好き勝手トーク

少人数なりの身内&深いトークと懇親会で,「これでホントの野球関係者来たらいいね!」と言ってたのは良い思い出です.

このときは1リーグ3球団(登壇者3人)制で,後にこれが1リーグ8〜10球団制(+LTリーグ3球団)、観客数20人がまさかの100人超えになるイベントになるとは,,,夢にも思いませんでした(真顔)

また,当時ボランティアでライターをやってたマナスリンクさんにも応援の意味で宣伝投稿していただいたのもすごく良い思い出です.

www.manaslink.com

その後のBaseball Play Study(2015〜今回まで)

初回のBaseball Play Studyが大好評,3回目(かつBPStudy通算100回目)の「Baseball Play Study 2015 プロ野球ふりかえりスペシャル」に至っては,マイナビさんの紹介記事が入るという,エンジニア会のみならず,野球界にも少しずつ届いたのでは???という盛り上がりを見せました.

news.mynavi.jp

人数も増え,発表者も増え,認知も広まり,挙げ句の果てにホントの野球界隈の方々(ライターさんやメディア・データ関連の会社の方など)が登壇するまでになりました.

今回(2018)までに8回開催されていて,一個一個をふりかえるのには時間と文面が足りないのでここでは割愛しますが,

  • 最所さん, 太一さん, ちいといつさん, だんきちさんらをはじめとしたレギュラー陣が柵越えを連発
  • 回が進むに連れ,ガチの仕事と同じレベル(もしくはそれ以上)の分析・エンジニアリングネタが登場
  • 前述の通り,ガチ野球勢の参戦
  • LT枠が何が来るかわからないロマン枠ですごくやばい

という事が毎回発生→「正装*10」「ビジネスカジュアル*11」文化も形成され,いい意味で本来のBPStudyと異なる,がしかし,

「BPStudyに参加することで、自分の中の何かが変わり、何かやってみようと思い、その小さな行動がきっかけで未来が創られていく。」

が起きる場になっていました.

確かに野球の未来が創られていく感じがありましたし,実際にBPStudyから野球の世界に飛び出して未来を創る役を担う人(というか私)が出てきたので間違いないと思います.

そのストーリーはデブサミの発表をご覧いただければと思いますが,BPStudyが重要なキッカケの一つであったことは間違いないです.

趣味の発表・本職とは違う発表であっても,続けてやり続ければいつか変わるんです人生も物事も

(これは自信を持って言える)

なぜBaseball Play Study(もしくは野球の話)を引退するのか

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そんな楽しいBaseball Play Studyですが,今回(2018年春)をもって一度引退することにしました.

理由はただ一つ,

ワイは「野球のエンジニアになるぞ!」の夢を叶えたのでもう発表の必要はない,後の人が頑張れ

です.

過去のエントリー(転職報告)にも書きましたが,

自分が抜けた後の枠を誰か同じようなお仕事がしたい方の挑戦の場として使えるのがベストなのかなってのと,そもそも仕事に就くので登壇の必要がなくなった

ので,自分の夢であり仕事の領域である野球の事に集中したい(≒それは今までどおりコミュニティで話したり,個人のブログで何かをやることではない),(僭越ながら)私の活動や姿を見て「僕も(私も)野球でエンジニアしたい!」という方々の挑戦の場としてBaseball Play Studyを使って欲しい.

これに限ります.

「中川さんの野球話が聞けなくて悲しい」「もっとやればいいのに」とありがたい言葉も頂いていますが,

  • 本職になったので出来ることと出来ないことのバランスが難しくなってきた*12
  • 本職が野球になった,,,ということはわざわざ個人の時間で何かをやる必要がなくなった
  • 野球Hackにかけていた余暇の時間は次のチャレンジ(野球の次)に投資したい*13
  • (今まで割とプライベートを犠牲にしていたので)ほんの少しだけ遊びたい(自制を保つ程度に)*14
  • 引退会見で話した通り,「準備も何もせず,ノンプレッシャーな状態でファンとしてBaseball Play Studyを楽しみたい」*15

直近(40歳まで)は野球を最優先に人生を歩むつもりですが,人生トータルでは必ずしも野球だけではない,がしかし「生涯イッチ(一)エンジニア」として学び・知見を増やして人生全体を最適化したい,,,という意味では間違いなく自分のフェーズが変わってる→活動も見直したいねということで今回の結論に至りましたと.

応援ありがとうございました,,,と同時に,(CfPが通ればの話ですが)PyCon JP 2018では野球のCfPを出すつもり(これが通ったらホントの最後)なので,Python界隈の方はそっちをお楽しみいただければと思います.

あ,ちなみにこのブログや弊社ネクストベースのMedia「Baseball Geeks」を通じて何かやったり,ネクストベースのお仕事として話す可能性は勿論あります&気が向いたらBaseball Play StudyでLTはやるかもしれません*16.

BPStudyは引退し,,,ないですよ!続けるし次回話すよ(4/20(金)開催)

元・野球の人,現野球エンジニアのスタンスとしては野球の話を少しずつ封印しますが,エンジニアな自分・野球以外の自分はずっとコミュニティ・勉強会での活動・発表を欲していますので,今後も活動は継続します,つまりBPStudyそのものは引退しないしむしろ今までどおり大切な会になると思っています.

次回(BPStudy #128,4/20(金)19:00〜)では3年半ぶりに野球以外のネタで登壇させてもらうことになりました.*17

※サイトは近日公開(あとでリンクを貼る)

テーマは「エンジニアのキャリア設計と実践について」で,一言で言うと

デブサミの再演(ディレクターズ・カット版のスペシャルVer)をやります

shinyorke.hatenablog.com

デブサミに来られなかった方,デブサミの後に知って話を聞きたい!という方etc...

ご興味ある方はぜひ来てください!

「なぜ発表で人生が変わったのか?」というあたりをデブサミ以上に掘り下げて話せればと思っています.

というわけで,BPStudyと自分の旅はまだまだ続きます,4/20にお会いしましょう!

*1:なんとなく334に収束するネタ考えてたけど間に合わずorz

*2:ハードワーク,ハードワークアンドハードワークで腰に爆弾を抱えていたのでビクビクしながらしてもらいました笑,あとベスト体重より5kg太ってて別の意味で申し訳ないお気持ち

*3:噛み噛みかつしどろもどろで久々に人前のスピーチで緊張&上手くいきませんでした苦笑

*4:この辺は#pyhack 繋がりですね,今でも #pyhack 経由の参加者結構いる認識です(すごく良いこと)

*5:当時炎上案件真っ只中で本体に参加できず,懇親会から合流した(そこはなぜか覚えてるw)

*6:もしくは高さ危険太郎さん

*7:当時はPythonコミュニティ活動一年生でした&その頃から野球してました

*8:野球的な意味では何の話をしたか覚えてません笑,あと,当時ビープラウドさんと一緒にお仕事をしていた縁もあったことを付け加えておきます(つまり話が自然にできる状況が揃ってた)

*9:会場都合によりますが,BPStudyは一般聴衆者は1,000円かかります(貸し会議室の料金,ただで借りられるときは無料のときもある)ちなみに発表者は無料

*10:ユニフォームに決まってるだろがJK

*11:正装では無いが,野球に関連するモノを身につけること.Tシャツとか

*12:「これは業務だから話せない」そういうことです

*13:健康ネタとかFintechとか色々とやりたいテーマがですね...

*14:たまったガンプラ作るとか好きなバンドのライブに行くとか人並みにデートとか合コンしたりとかとか

*15:落合かっ!っていうツッコミをたくさんいただきましたこれを話したときは笑

*16:その時の状況と気分次第ですね,予定は常に変わるということで

*17:余談ですが,一度だけ野球以外の話をしたことがありますBPStudyで(リーンキャンバスの話と即興ワークショップをしました)