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Lean Baseball

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成長したいエンジニアは良いエンジニアの本棚を真似るといいんじゃない?

あいさつ

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はてなブログでは初のエントリーです。

こんばんは、野球でPythonなガジェット*1の人です。

最近、私も年齢だけ無駄に「中堅」になったせいか、

仕事もプライベートも自分より若いエンジニアとコミュニケーションをとることが増えました。

みんな意識が高い人達がおおく、勉強会とか日曜プログラミングとか何とか、

前向きな話題が多くて、話をしていてすごく楽しくなります。

自分が楽しすぎて喋りすぎて「聖域*2」になってないか心配なぐらいです(汗)

そんな話をしているうちに、自分のエピソードを思い出したのでちょっと書いてみたいと思います。

理解できる本を読んで、沢山読んで、キーマンをみつけること

初心者プログラマ向けの本の選び方 - Togetterまとめ

いきなり引用で恐縮ですが(笑)、結城浩さんのつぶやきまとめ、これはすごくいいこと言ってると思いました。

自分が理解できる本を選んで、それを読むことは有益です。

まずは自分が理解できる本を探して読むことが大事と。

一冊ですべてをまかなえるとは思わないこと。裏ワザ攻略本はリアルワールドには存在しません。

これは継続的な読書、勉強する習慣作りが必要ということかな。

私はこのまとめを読んで、

”学ぶために本を読む、というのは千本ノックとか投げ込みみたいなモノだな”

と思いました。確かに私もアジャイルとかLean Startup、Pythonを覚えるときに沢山本を読みました(今もですが)。

で、この結城浩さんのまとめ、そんな千本ノックのあとの成長度を測る観点にも触れていて、

ただ、大事なのは「キーマン」を押さえること。何冊か本を読んでいるうちに、いくつかブログ記事を読んでいるうちに、勉強会で情報交換しているうちに、この分野ではこの人がキーマンとわかってくるはず。いい本を書く人、怪しい情報を流す人、そもそもset6:-&)%など。いろんな人がいます。

「キーマン = その道のスペシャリスト、活動家、声が大きい人」かな?

それに気づき始めたら初心者マークが取れる頃。「自分の意見」が構成され始めるときです。きっと会社でも一目置かれ始めているはず。応援しています。がんばって素敵な仕事をたくさんなさってくださいね!

確かに、キーマンというかその世界の「階層」「構造」に気づきがいったら「詳しい人」って事になりますね!

私も、アジャイル、Lean Startup、Python。どの分野も今ではキーマンとなっている人との情報交換、ディスカッションを通じて「自分の意見」が出るようになりました。

これらはすべてプライベートの活動だったのですが、仕事にもいい感じに活かし、反映することができています。

結城浩さんのまとめ、私の体験と照らしあわせても凄く合ってます。ホント、試す価値ありますので是非真似してみてください。

良いエンジニアの本棚を真似ろ!

そんな結城さんに対抗するわけではありませんが、本に関しては私も一個、Hackネタを持っています。

それは、

成長したければ身近にいる良いエンジニアの本棚を真似ろ!

というテクニックです。

いや、テクニックというより「苦しみ、悩んだ結果編み出された起死回生の策」かもしれない。

これはどういうテクニックかというと、

  • 同じ職場の上司、先輩、同僚で手本となる方を見つける
  • その方とエンジニアな議論、話、雑談を重ねて”敗けて”くる
  • 次の機会では対等に話せるようになる!、という覚悟でその方の本棚を見てみる
  • その中で気になった本を買って読んでみる
  • 再びエンジニアな議論、話、雑談を重ね、自分の成長度合いを確かめる

ちょっと悲壮感漂ってきますね(笑)

これは忘れもしない2年半くらい前の仕事でWebアプリを作った時の話。

担当していたクライアントの中で、特に技術的にハイレベルな方と仕事をする機会があって、

一緒に打ち合わせをしたり、議論をしたりしたのですが、、、

言ってることが何一つわからず、この仕事どうしようヤバい、このままじゃ私何も出来ないじゃん!

、、、というピンチに陥りました。

何から攻めれば解決出来るか、の糸口がわからない私は、その方の本棚(ちなみに、席が隣でした)に目が行き、沢山面白そうな本が並んでることに気が付きました。

「ちょっと待てよ、先に関係ありそうな本を読んで覚えておけば議論についていけるんじゃないか?」

そう思った私は本棚の中から気になる本を1,2冊真似して購入、実際読んでみました。

結論から言うと、この時の仕事は微妙な結果に終わり、読んだ本の内容が活かされる事は殆どなかったのですが、

この時に読んだ本の一冊がLean Startup(青い本)*3で、その後のプロジェクト、自分の持ち味として活かされる事になったのです。

その後、クライアントとお別れ会の際に「ちゃんと勉強してるな(ボソッ)」と声をかけられた際は本当に嬉しかった。

この話を整理すると、

  • 同じ職場の上司、先輩、同僚で手本となる方を見つける

→クライアントにいらっしゃった

  • その方とエンジニアな議論、話、雑談を重ねて”敗けて”くる

MTGで言ってることがさっぱりわからず

  • 次の機会では対等に話せるようになる!、という覚悟でその方の本棚を見てみる

→本棚に目が行く

  • その中で気になった本を買って読んでみる

→関係ありそうな本をピックアップ、真似して買って読んだ

  • 再びエンジニアな議論、話、雑談を重ね、自分の成長度合いを確かめる

→Lean Startupという得意技を手に入れ、最終的にキャッチアップ達成

結城さんのまとめとの大きな違いは、

「自分が理解できる本」ではなく、「自分が近づきたいと思う目標・人になるための本」を読め

というところだと思います。

今思うと、よくこんなマゾな方法とったなと思います(笑)

それだけ必死だったとも言えるのですが。。。

少なくとも、良いエンジニアの本棚を真似する、というのは凄くいいことだと思います。

結城さんのまとめでいうところの「キーマンを知る」のショートカットとして機能するところもありますので、

身近に凄い人がいたら真似してみるといいかもです。

「本棚を真似る」エンジニアから「本棚を真似られる」エンジニアへ

そんな、素敵なクライアント、素敵なエンジニア、同僚と出会えた10年半のコンサル企業のITコンサルタント生活も、

あと1ヶ月もしない内に終えようとしています。

10年半、色々なクライアント、仕事、仲間達と出会い、喜怒哀楽もたくさんあり、

途中でリアルに心身が折れて長い休みを経験したり、大きな仕事を成し遂げて人生に残るような嬉しい体験をしたり。

辞める1ヶ月前の今になって思い出が走馬灯のように蘇ってきます。

次の行き先ではまた違った仕事をするのですが、その時には、

「本棚を真似る」エンジニアから「本棚を真似られる」エンジニア

にChangeできる自分でいよう、と思います。

お後がよろしいようで

*1:ManasLink http://www.manaslink.com/ 界隈のレア愛称。毎年身の回りのガジェットを買い換えることから名付けられた。

*2:打撃不振でもオールスターに選ばれる選手、守備範囲がザルでもショートでスタメンの背番号2、あなたの上司。アレな存在だけど動かせない、の意味

*3:Lean Startupの元祖と言える本。著者のエリック・リースがLean Startupという言葉を生み出した。 http://www.amazon.co.jp/dp/4822248976