こんばんは、野球Pythonの人こと@shinyorke(なかがわ)です.
盛会なまま、無事(いや、一部色々あったけれども)終了しましたね、PyCon JP 2016カンファレンスDay.
自分はSprintに参加する予定が無い(理由は後述)ので、一足先にPyCon JPをDone.しました.
トークセッションやポスターを聴いたりご覧になったりしてくださった皆さま、スタッフの皆さま、親愛なるPythonistaな皆さま、本当にお疲れ様でした&ありがとうございました!
今年のレポートは、33+4歳に掛けて、
- 3回目のPyCon参加で自分にもたらされた変化
- コミュニティ参加3年目を振りかえる
- (PyCon JPでの)4回目の野球トーク「ビックデータとPythonを用いた野球の統計分析」
この3つのテーマで自分語りをしたいと思います.
最初二つ(3回目のPyConと3年目のコミュニティJoin)はポエム、4回目の野球トークは純粋なレポートです.
1. 3回目のPyCon参加で自分にもたらされた変化
PyCon JP 2016は自分にとって、3回目のPyCon JP参加かつ、3回目の登壇になりました.*1
場所が変わり(プラザ平成→早稲田大学西早稲田キャンパス)、人数が増え、発表トラックも増えetc...沢山の変化がありましたが、今年は自分の中で大きな変化が二つほどありました.
変化①「他の参加者・スピーカーの手助けと背中押し」
トークのプロポーザルがはじまった4?5月あたりから、
- 過去のPyConやPythonコミュニティで得た経験や知見を、コミュニティや会社、社会に還元したい
- 「トーク、自分も応募していいのかな?」「参加するかどうか迷う」という方に対して、「いやいやそんなこと無いよ」「自信持って!」と背中を押すには?
という思いが強くなり、「助ける」「背中を押す」「押し付けにならないように、必要な知見・知識を継承する」という観点で意識を強く持つようになりました.
具体的には、トークセッションのレビューに参加してコメントやブログを通じて還元をしたり、ちょっとしたプログラミングやPythonをはじめるための勉強のお手伝いをしたり.
「自分が学び続ける」のと並行して、「アウトプットを出したり教えたりしたりを通じて他の人の学びを早め、自分も学ぶ」という方向に振り切るようになりました.
特にトークレビューの件はホントここを頑張りました.
自分がプロポーザルを書く側に回ってコメント頂いたり、フィードバックから学びを得た事を思い出しながら、自分が素直に思ったことを返すことによって物事が先に進んだり、自分のトークが準候補に落ちる程度にプロポーザル・発表のレベルが上ったりなど.
手助けや背中押しを通して違った目線でPyConにJOIN出来たのが自分にとって大きな変化だったと思っています.
変化②「余裕」
三回目の参加、(LT含めて)四回目のトーク.
流石に空気感や雰囲気も読めてくるし、会場は変わったといえ、個人的にはXP祭りで2013年から来ている早稲田大学西早稲田キャンパスだったので、気持ち的には余裕がありすごい楽でした.
トーク前緊張してお腹が痛くなるのは変わりませんでしたが(笑)、余裕のお陰で人には優しくできたんじゃないか?と思っています.
変化③「いろいろな人に声を掛けられる」
「去年の発表見ました!」 「野球の話が面白くてPyConに参加しました!!」
とかとか、大変ありがたくも野球キッカケで来た方が増えたりして、声がかかる機会が去年・一昨年と比べ多くなりました.
この辺も余裕につながっていたかも、と思うと同時にもっとちゃんとしないとな!と背筋が伸びる思いも出ました.
2. コミュニティ参加3年目を振りかえる
自分がPythonのコミュニティにJOINしたのがだいたい3年前で...という振り返りは「Python入門者の集い #2」というイベントで話をさせてもらいました.
www.slideshare.net
喋ろうかな?と思った理由・モチベーションはおおよそ最初に書いた理由(手助けと背中押しとかとか)なのですが、流石にもう3年以上いるし「初心者です!」「野球です!」だけじゃあかんやろ...という思いもあり、そろそろ新しい事をはじめよう!という気持ちになってきたのは良い変化なのかな?と思っています.*2
また、念願の「Python mini hack-a-thon 夏山合宿」に参加できたのも3年目の大きなイベントでした.*3
3. 4回目の野球トーク「ビックデータとPythonを用いた野球の統計分析」
と、まあここまできてようやっとレポートです笑
前回のエントリーにも書きました&ここでもちょこっと触れたとおり、「準候補」それも一番最後の準候補だったのにも関わらず、突然のトーク登壇決定となり、(トーク落選前提で応募していた)ポスターセッションと中30分の連投で登壇させていただきました!
資料、ビデオ、盛り上がりなどはこの辺をご覧頂ければと思います.
www.slideshare.net
※@amacbeeのLTはこちら 日本人投手の2016年振り返り // Speaker Deck
2014年のトークとLT、2015年のトークから数えて4作目となる今作は、一球速報をテーマに遊ぶ!というネタでやらせてもらいました.
どれぐらい盛り上がったか?そして発表はせいこうしたのか!?について上記YouTubeなりトゥギャッターを見て頂ければと思いますが、個人的な感想としては、
334%の成功
でした!発表は当初プラン通り、盛り上がりは想定以上と良い結果でした.
...って書いてしまうとあんまりおもしろくないので、「何故@amacbeeが出てきたのか」「なかじまさん」の件についてちょろっと触れたいと思います.
何故、@amacbeeが出てきたのか
PyDataの人、PyLadies Tokyoの中の人でお馴染み@amacbeeさんですが、野球も大好きらしく、過去に(柳田悠岐のトリプルスリー無いわ!とDisった日ハムファンの野球Pythonの人に対してマサカリを投げる意味で)幾つかのエントリーを残してくれていました.
どのネタも野球的にもセイバーメトリクス的にも(&もちろんエンジニアリング・分析的にも)レベルが高く、野球でこのレベルで面白いこと出来る人は日本で4,5人しかいない(適当)の内の一人、ということで、(何かの飲み会で)やりませんか?と打診→二つ返事でOKという感じで決まりました.
なお、発表についての取り決めは、
たったこれだけでした.
結果うまく行ったしおもしろ内容だったしホント@amacbeeすげーなー、任せてよかった!と思いました(ホントに感謝)
「なかじまさん」事件
自己紹介で、
野球Pythonの人だけど、「shinyorkeさん」「なかがわさん」という名前も覚えてもらえると嬉しいな
と話した結果、質疑応答終了後のClosingで、ついつい背中の「9番Nakashima」を見てしまったのか、
なかじまさん発表ありがとうございました!
と会場担当が締めちゃういう事案が発生、発表終わってホッとしてた自分もそのまま「ありがとうございました!」と流して二重ボケという、
ユニフォーム正装化が招いた不幸な事件が発生しました(爆笑)
終わった後に会場担当の方から平謝りを受け、自分も「???」マークが沢山浮かんでいましたが、どうやら「正装」の「9番・中島卓也」が目に入っちゃったらしく、思わずなかじまさんと言ってしまったそうです.
まあ、正式には「なかしま」なのでそっちも間違ってるのですが...w
あとで気がついて個人的には大笑い、Well Doneパーティーでもその話題で小さく盛り上がりましたとさメデタシメデタシ.
おわりに
色々あったPyCon JP 2016、個人的には一足先に終わりました.
明日(24)にはスプリントの二日目がありますが、毎年恒例XP祭りと、初参加のABProにお邪魔して何か一発面白いことをしようと思っています!*4
スプリント行く人は楽しんで&野球やりたい人は是非スプリントリーダーになってください!(ってもう遅いかw)
と、いうわけでレポートはここでお開き.
最後にこれだけ言わせてください.
*1:2014,2015の二回、いずれもスピーカー参加.なお2013年のAPACはスプリントDayのみ参加しました(本編はチケット買ってない).
*2:あとは現実的な理由として、現在所属している会社・チームの若手に教えたり、全員に思想とかアプローチを継承して一緒に考える、みたいな事があるのでそういった事情も強く効いてるかもしれません(真顔)
*3:ここでのエモい話とかHackとかマウンテン・パパの美味しいご飯と空気は涙が出るくらい感動モノでした.あとはサプライズ誕生祝いもw
*4:会いたい人たちいるし、たまには違う視点で色々行きたいじゃん?
*5:この件は説明不要と信じたい.前回エントリーもしくは「野球 334」でググれ.