実行委員長でもキーノートスピーカーでもないのに記念撮影で真ん中に写るとは…w
会社では最近「ミーアキャット*1」「(野球Pythonの)教祖*2」と呼ばれている私ですこんにちは.
4/23(日)に開催されたPyCon mini Kumamoto 2017ですが,盛大な盛り上がりと感動の中無事終えることができました.
参加者の皆さま,スピーカーおよびスポンサーの皆さまそして何より実行委員の皆さま本当にありがとうございました&おつかれ様でした!
このエントリーでは,私が
- スタッフ
- スポンサー
- スピーカー
のまさかの一人三役をやりきったPyCon mini Kumamotoのレポート&ふりかえりをつらつらと語りたいと思います.
なお,カンファレンスの詳しい様子や発表者の雰囲気などはRettyのTechブログに詳細なレポートがありますのでそちらをご覧いただけたらと思います(手前味噌Part1).
PyCon mini Kumamoto 2017レポート
要約すると
- PyConのスタッフを初めて経験した
- スピーカーの招待&トーク選考をやりきった
- スポンサーとしてやるべきこと・振る舞いについていい練習になった
- Pythonと野球の話は楽しい
- 熊本に行ったら魚と野菜のイタリアン&居酒屋は行っておけ
おしながき
- スタッフやりました
- スポンサーやりました
- スピーカーやりました
- まとめ
- 【オマケ】熊本で食べたもの
スタッフやりました
PyCon JPをはじめとして,Pythonのイベントでは登壇したり,初心者向けイベントのメンターをしたりした経験はたくさんありますが,今回はじめてカンファレンスのスタッフをやらせていただきました.
なぜスタッフをやったのか
キッカケは昨年11月に行われたPyCon mini Hiroshima 2016*3…の懇親会二次会,そば焼きが超絶においしい「八紘(はっこう)」での夜の出来事でした.
野球の発表が上手くいき,たいへん盛り上がって気持ちが良くなっていた私に,(同じく東京から来ていた)PyCon mini Kumamotoの中心メンバーである清田さんから,
(東京のPyConに負けないくらいの)面白いPyConを熊本で一緒にやりましょう!
という誘い文句をいただき*4,
(思いつく限り面白い人たちを呼んで)やりましょう!!
と,ノリとパッション,勢いで二つ返事でOKしました.
なお,翌日二日酔いになりながら*5,
と厳しい現実にいくつか気がついてしまったのですが楽しみのほうが多かったのでそのままやりきりました.
スタッフとしてやったこと
トーク担当として,
- スピーカーを探す&口説く
- スピーカー募集の告知.ブログ書いたり,PyData.Tokyoなどで告知したりなどなど.
- トークレビュー
- 発表順と部屋割り,すなわち「打順」を決める
を担当しました.
発表数と応募数が最終的に一緒になったこと,最終的な打順はちょっとした調整が入ったなど色々ありましたが,スピーカー担当としてはまあなんとかやりきったかなと思いました.
清田さんや実行委員の森下さんはじめ熊本の皆さんとはSlackやTV会議を通じてコンタクトをとりながら進行しましたが特に違和感・問題もなく進んで良かったです.
なお,この役割を私がやった理由としては,
- 地元(熊本・九州)以外のスピーカーを誘うのに顔が広い人が必要で,どうやら野球の人が最適っぽいと誰かが気がついた
- 私自身,PyCon JPでのトークを3回経験しており,スピーカーとイベント側両方の立ち位置で調整ができそうと思った
- PyCon JP 2016のトークレビューを行い*8,トークの選び方や打順などにテーマができた→実際試す場が欲しかった
といったあたりとなります.
特に今回一番こだわったのは,同僚であり私がRettyにJOINした大きなキッカケの一つである@iwanaga_jiroをなんとしてでも引っ張り出してPyDataなお話を気持ちよくしてもらう!ことでした.*9
スピーカー以外のことについては清田さん・森下さんはじめスタッフの皆さんに任せっきりになって悪いなあと思いつつ,初のスタッフ業としてはやりきったんじゃないかなと思っています.
実行委員会メンバーお疲れ様でした 🎉 #pyconkuma pic.twitter.com/73otIh4aig
— masataka arai (@massa142) 2017年4月23日
スポンサーやりました
@iwanaga_jiroそして私が「仕事」として参戦できるよう,そして何より
機械学習や基盤作りといった文脈でPythonを活用しているRettyはそろそろPythonコミュニティにJOINせにゃアカンやろ!!
という言い訳強い意志とオーナーシップの元,スポンサーをやらせてくださいとお願い,チームメンバーの後押しもあり無事スポンサーをやらせていただきました.
何故コミュニティに?という話は会社ブログのエントリーに譲るとして(手前味噌Part2),Rettyのチームとしては,
- 笑顔でステッカーとキャンディーを配る
- 登壇やブログを通じてカンファレンスを盛り上げる
- 懇親会の場所探しなどで「食を通じてカンファレンスをHappyに」する
べく,色々と頑張らせてもらいました.
個人的には最後の「食を通じてカンファレンスをHapppyに」の部分は相当こだわりました.
懇親会の場所探しのヒントや食の話で盛り上げるのはサービスと食が大好きかつサービスに関わる一員としてやりきりたいという気持ちが強かったです.
また,@iwanaga_jiroと私がトークやら他の役割でバタつく中,ランチディスカッションを盛り上げたり飛び入りLTで自然言語処理の話をキメたり,まとめのブログを書き上げたりと八面六臂の活躍を見せてくれたPythonista仲間の竹野くんにはホントに助けられました.若者よくやった!
スピーカーやりました
(自分で言うのもアレですが)野球Pythonの教祖人としてしっかり発表をキメてきました.
広島(PyCon mini Hiroshima 2016),関西(モノタロウTech Talk)に続き,野球Hack地方巡業シリーズとして熊本(九州)Ver.をキメてきました.
最初はホークスをDisるネタを用意して望む予定でしたが,調べれば調べるほどホークス(と,マサカリ担いだ鷹娘)が怖くなってきたので割とソフトランディングなネタに収まりました(震え声)
マサカリ投げるつもりで来たぞ!!! #PyConKuma
— amacbee (@a_macbee) 2017年4月23日
Pythonのイベントなので!ということでScrapy*10やパッケージ(自作)の話をやや強めにして後半を野球に…という流れでしたが結構内容がてんこ盛りだったので聞いてた人は疲れたんじゃないかなと思います笑
特に野球の件,「得点価値・得点期待値の算出&可視化」は結構難しい話をしたのでもう少し要約したVer.を近日中にこのブログで公開する予定です.
なお,頂いた反響はこんなかんじでした.
- Scrapy便利そう
- 野球統計学のパッケージをわざわざ作るとはw
- 全球団のwRAAを用意(笑)
- Redashとpandasの使い分けがわかった(スッキリ)
- 憧れの「野球の人」の話を熊本で生で聞けるとは思わなかった(恥)
あと,写真では会社のパーカー着てますが,しっかり「正装」に生着替えして望んだことを一応報告しておきます.
恒例の野球の時間 #pyconkuma pic.twitter.com/CTa50mOpMk
— にしもつ (@24motz) 2017年4月23日
まとめ
PyCon mini Kumamoto 2017として
スタッフ・スポンサー・スピーカー.
カンファレンスの役割で考えうるすべての役割を一人でこなしたのはとても良い勉強になりました.
最近は会社のミッションでイベント企画や運営,イベントのサポートなども少しずつしているので,慣れたPythonコミュニティで活きた経験ができたのはとても良かったと思います.
と,同時に3つ同時にやるとはかどらないことが多く(特にスタッフ業は後半厳しかった),3つを兼ねるのは今回で最後にしようかなと思います汗
来年もPyCon mini Kumamotoをやる意向らしいので,今度はのんびり参加者として行けたらなあ…なんて思っています.
今後のアクション(PyCon JP 2017まで)
今年もPyCon JPに参加して盛り上げたいと思っています.
例年通りスピーカーを目指してCfPを2-3本(うち1本は野球)を用意して望みつつ,はじめて所属企業(Retty)がスポンサーをやることになったので,Pythonコミュニティ,個人のみならずTeam Rettyの一員として周りを巻き込んで盛り上げていけたらなあと思っています.
大きめのカンファレンス・イベントの登壇は秋口まで基本的にやらないつもりですが,小さいイベントではちょいちょい仕掛けて行くので今後ともよろしくお願いします!
【オマケ】熊本で食べたもの
一部の方々からリクエストがあったので載せときます.
みんなRettyのアプリ入れてレビュー見て行ってください(石直球)
土曜日(前日)に食べた
太平燕とイタリアンを食べましたが,特にイタリアンの方は人生で食ったイタリアンの中で25人ロースターに入るくらい美味しかったです!
日曜日(当日)に食べた
ゴハンが美味しくて有名なPyCon,熊本でも手作りのカレーとチーズケーキが振る舞われ,各所で「おいしい!」という感動の声が上がっていました!
懇親会の居酒屋さんはコスパ良し量良しクオリティ良しで完璧でした!
*1:プロダクトオーナーが命名.小動物っぽいからとのこと&Facebookでネタにしたら恐ろしく共感を得られたw
*2:理由は察してください
*3:PyCon JPブログ,そしてこのブログにもレポートがあります.
*4:正確なセリフは酔って覚えていませんがニュアンスは外してないはず
*5:一人三次会に行った挙句,宿でも飲んでました
*6:PyCon mini Hiroshimaの前日,出発直前まで現職の体験入社をしてました&他の会社の最終面接が翌週という今思えば殺人的なスケジュールでした
*7:転職先に寄るよね,というのが本音でした.
*8:【雑感】PyCon JP 2016トークの外部審査員をしました&その学び - Lean Baseballにこの辺を詳しく書いています.
*9:岩永さんは自分のJOINに大きく関わっていてですね…という話は長くなるのでここでは割愛します.
*10:WebスクレイピングのDjango/Ruby On Railsと呼べるぐらいにフルスタックなスクレイピングフレームワーク.Python製.