タイトルで言いたいこと言い切りました。
先日こちらのエントリーを読んで思ったことを書きます。
ここで言及している事は自分も大賛成で、ほぼほぼ縁もゆかりも無い所でいきなり初めましての人と話すのが難しいのは誰でもそうだと思うし現に自分もそうです。*1
で、このエントリーで触れている、
参加者としてできること
- イベント本編でハッシュタグつけてたくさんツイートする
- LTがあったら発表して顔を覚えてもらう
- デモ展示できるものを持っていく
これ、自分もやってます。デモは毎回ではありませんがツイートとLTは毎回やるようにしています。*2
そんな中で、特に「LT*3」の効果について少しだけ触れたいと思います。
LTがあったら発表した方がいい2つの理由
- 参加者、特にスピーカーや主催者に顔を覚えてもらえる
- 自分の知っていること、やってきたことを披露することにより、最大限に学びを得ることができる
顔を覚えてもらえる
まず、これだけは言っておくと、
名刺交換しただけじゃ名前も顔も覚えてもらいにくい
です!
特に主催者やスピーカーの方は多くの名刺やら挨拶やら貰うので、挨拶するだけで手一杯です。
これはもうその人の性格とかそういうの関係なく、物理的に相手にする方が多いのでしょうがないです。
勉強会やイベントの規模にもよりますが、人数が多ければ多いほど名刺交換やSNSのフォロー/友達での繋がりは作りにくいし、出来たとしてもほぼ数日で忘れられるのがオチです。*4
LTで何か1ネタ喋っておくと、名刺をもって挨拶に行くときも、
さっき◯◯の件でLTしたの俺です!
ぐらいに言えば会話もできるのでスムーズに事が運ぶと思います。
最大限に学びを得ることができる
これはLTにかぎらず、発表全般に言えることです。
元ネタはこちら。
www.slideshare.net
こちらの15スライド目に、勉強会で発表することの学びについて言及されています。
なぜ発表するのか
何か話せることはあるかと自分の中で探し始める
↓
↓
勉強会で話す
↓
自分の専門分野/得意分野が明確になってくる(自他ともに)
↓
将来のキャリアにつながる
話すぞ!と決めることにより、経験したこと、知っていることを整理する作業が必ず発生します。
そして、勉強会で話すことにより、参加者の方々に、
「経験したこと、知っていること」そのもののフィードバックを得る
という素晴らしい経験を得ることができます。
聞いているだけ、見ているだけだと自分が持っている経験や知識にフィードバックを得ることが難しいしそもそも出来ないことの方が多かったりすると思うのですが、ちょっと喋るだけでフィードバックを得る機会が増える=聞くだけ見るだけでは得られない経験を得ることが出来ます。
と、いいつついきなり勉強会で登壇するのもハードルが高いと思うので、最初はLTでネタを披露してフィードバックを得る、でもいいと思います。
少なくとも、
発表に対するフィードバックで客観的に見た時の自分を知れる
ので美味しいと思います。
ちなみに、これを繰り返すと本当に将来のキャリアに繋がったりします。*5
【参考】LTをはじめるコツ
あくまで私のメソッドという事で。
(プレゼンをすることに対して)必要以上にビビらない・恥ずかしがらない
基本的に知識や発表の上手さ、クオリティを求められるモノではなく、会を盛り上げたり場を作るキッカケのモノなので、必要以上にビビらず恥ずかしがらず、自分を出していきましょう。
全編、「自己紹介」で完結する
これをしゃべるだけで5分は稼げます。
特にはじめましての場では相手も自分を知らないので、このへんの話に力を入れましょう。
きっと、発表後話がしやすくなるはずです。
勉強会・イベントのテーマ・内容に触れた話を入れる
「初心者なので」「過去にやったことがあるのですが」とか何でもいいので、勉強会・イベントのメインテーマにそった話を入れましょう。
さ、ご飯食べにいこ。
*1:友達とか同僚とかに、「ナカガワさんはコミュニケーションとれるからいいよね」とか言われますけどそんな事無いです、未だに初めましての人、特に相手が若い人だったり女性だったりすると緊張度MAXですw
*2:ぶっちゃけ「ゆむ」さんの真似から初めました。いいプラクティスだと思ったので&実際やってよかったので今でも継続しています。
*3:5分プレゼンの事。基本的にお題と時間以外の縛りは無い。時間はモノによって3分~15分ぐらいの間で前後する。ちなみにLTはLightning Talkの略です。
*4:と、いいつつ例外も勿論あって、SNSでの交流が多い人や共通の友達・接点がある人とかは覚えられやすいです。
*5:今の会社に転職したのも一回のLTが全ての始まりでした。