先日, 7/27に開催した「Pythonもくもく自習室 #21(#rettypy)」で無事2年目を終え, 3年目に突入しました.
- 運営を協力してくれている, iwanaga-san, takeno-san, tsutsumi-sanおよびその他のメンバーの方々.*1
- 気前よく, 広々としたスペースをいつも提供してくれているRetty株式会社さま.*2
- 何よりも, 参加してくださっている皆さま!
に心から感謝いたします.
いつもご協力・ご参加ありがとうございます.
このエントリーはそんな #rettypy 2年目までの振り返りと, 3年目に向けて言いたいことを言う奴です.
Pythonもくもく自習室 #rettypy 2年目のポエム
過去のエントリーからいくつか引用しつつ, ふりかえっていきます.
おしながき
スタートから今日まで.
初回の開催は2017年の7月でした.*3
開始当初のエピソードはこの辺のエントリーにあります.
久々にこのエントリー読みましたが,なんと開始した当初から現在まで,
週末の昼下がりに、Pythonに関するやりたいことを各自持ち寄り、ゆるゆると「自習」を進めていく会です。
・本を読む
・PythonやDjangoなどのチュートリアルをすすめる
・コミュニティの作業や執筆etc...
・他の参加者と情報交換をしたり学んだり
・おいしいご飯と共に楽しむ(?)
など、Python使いおよびエンジニアライフのオアシス&知見を身につける「自習室」としてゆるくご活用いただければと思います。
※初心者歓迎です!(なお,ハンズオンなどはありません)
この主旨と価値観は全くブレておりません!*4
1年目ふりかえりのエントリーにもその様子が伺えます.
いい意味で, 言ってること・やってること・思っていることは変わってないと思います.
変わっているのは, 参加枠とかファシリテートとか, どちらかといえばHowの部分かと思っています.*5
とはいえ,去年は誠に残念な出来事もあり,それなりに苦労はあったなと.
賛否両論, 色々とご意見頂いたこのエントリーとこれのキッカケとなった「ある出来事」*6の事もあり, (弛んじゃないけないところが)弛むことなく,今日に至っています.
もくもく会の楽しみ方
とまあ, ふりかえり(思い出の話)はこれぐらいにして,こういう機会じゃないと言及できそうにない,
もくもく会の楽しみ方
について私なりにちょっとだけ触れたいなと.
これはPythonもくもく自習室だけでなく, 他のもくもく会や勉強会にも通じるかと思うのでぜひご参考にしてもらえると嬉しいです.
先入観を捨てる(百聞は一見に如かず)
これは何でもそうだと思いますが,
余計な先入観を捨てる
(=人の意見に左右される前に, 自分の意見を持つ)
のは物事において,大切かと思います.
この話(by shinyorkeのnote)とか, こちらのエントリーにて,
とかとか,(自分も含めて)著者の感想・想いなどありますが,
(自分で言っといてアレですが)最初に参加するときぐらいは無視した方が良いです,でないともったいない.
どの会も隠れた魅力や, なんやかんやで共通点があったりするので, 自分の目で見ることは大切だったりします.
という意味ではrettypyの場合
- データ系の人が多いのではないか?
- 言うてもRettyさんが会場だからグルメなんでしょ?
という「先入観」っぽいものがあったりします.
#rettypy はデータサイエンスだけではない
これは声を大にして言いたいのですが,
「Pythonもくもく自習室はオールジャンルですよ!」
特にデータ系のみとか, 指名・抽選はScientist優先とかそんな事はありません.*9
この先入観の理由(推測)ですが,
- 主催者(わたし)が「野球データの人」で, ずっとPython×野球データ分析をしている
- 運営メンバーのiwanaga-san, takeno-sanがデータサイエンス側の人である
- 強そうな参加メンバーがだいたいデータサイエンスの人
ってあたりかなと思いますが,
- 主催者(野球の人)はサイエンス寄りというより, ガツッとエンジニアである
- 運営メンバーも, いい意味でデータサイエンス一辺倒という訳でもなく, 何でもやってる
- 強い参加メンバーにWeb系だったり他の分野のエンジニアだっている
というのはきっと参加したことある人はある程度わかってるんじゃないかな?と思っています.
とはいえ実際にテーマを見るとデータサイエンス系が多いのは事実っちゃ事実です.
が, DjangoのことでもスポーツTechの事でも何でもして良い場所なので,「データ系じゃないからちょっと」という方もぜひ遊びに来てもらえると嬉しいです.
「イイゴハン」だけでもない,「交流」も大切にしている
会の運営・主旨的に,「イイゴハンを楽しむ」を大切な価値観にしていまして,実際にランチ・おやつ共に好評頂いています.
が,個人的には「交流」もなるべく多く起こるように努力しています.
これはまあ主催のファシリ的に今でも試行錯誤しているのですが,
- 複数回来ている人は色んな人とランチしてもらう
- 私の方から時折話かける(特に初参加の方)
- 成果発表の際はなるべく質問して議論を促す
「イイゴハン」も大切なのですが,何よりも「半日もくもくして今日は○○を覚えた」的な体験も結構重要なので,そこに気を使っています.
ホワイトボードを書く・眺める
これはウチのもくもく会に限った話ではないのですが,私は参加しているもくもく会・勉強会のホワイトボードを眺めるのが大好きです.
毎回, 2,3分(長いときは5分)ほど読み込んでいます.
なぜかと言うと,
- 全員が集まる「一枚の地図」である
- 眺めると色々な事がわかる
からです.
ホワイトボードそのものは,
- 参加者のお名前
- 何をやるか(一行で)
としか書いてないのですが,この情報だけで,
- 今日はデータサイエンスが多いな
- DBの構築って何を指しているんだろう?
- お,いつものTCGの人が来ているぞ
とか色んな事が読み取れます.
さきほどの「「イイゴハン」だけでもない,「交流」も大切にしている」のところで,「声をかけるようにしている」の元ネタもホワイトボードだったりします.
主催者としては出欠確認に使っているという一面もある*10のですが,
- 誰が来ていて
- 何をやっていて
- 今日のトレンド(話題になりそうなこと)はなにか?
と思考が働く, まるで世界地図を眺めて旅行した気分になれるのでホントにオススメだったりします.
3年目について
また一年後には色々と変わるものもあるかもしれませんが,ブレずに変わらずやっていくぞ!
色々とごちゃごちゃ書きましたがお気持ちは以上となります.
ちなみに次回は8/31です,お待ちしております!
*1:レギュラーの運営メンバーが名前を上げた3人で,この一年間で新人君や,エンジニアリング・マネージャーのスイスイ他, 多くの方に協力いただきました!ホント感謝しております
*2:過去ブログにあるとおり,もくもくを始めたのは私が在職中だったりするのですが,今でも場所提供してくれてるのみならず, 運営メンバー以外からも「相変わらずやってるねー」と温かい目で見てくれているのはホントありがたいです(涙)
*3:ホントはRettyにJOINした当初(2017年1月)からはじめたかったのですが, Androidや機械学習のもくもく(両方とも既に無い)があったこと, 麻布十番への引っ越しが決まっていたので混乱を避けるためこのタイミングまで待ちました.
*4:Rettyの中の人ではなくなったので,「イイゴハンを通じてRettyの認知を!」は多少薄れていますが,後述の通り興味持つ人が現れたりしているので結果そんなに変わってないと思いますいい意味で
*5:回数を重ねると主催者・運営メンバー・参加者の習熟度やできることが増え,それに合わせてやり方とかも変わっていくのはとても良いことかなと.アジャイル風に言うと「学習曲線」がいい感じに右肩上がりな状態.
*6:「ある出来事」はエントリーを参照.掘り返すのもアレなのでここでは言及しません.
*7:noteに書いたこれは真実かつブレない自分の思想ですが,今思えば読んでる人に変なバイアスかかってたら申し訳ないなあと今更ながら思ったり苦笑
*8:2つ参加, 1つ運営している側の私見としては大体合ってるのですが, どの会も猛者が運営&猛者はちょいちょい来るし, 3つとも広義の意味ではゆるいし, 何より参加者が良い意味で回遊してconflictしてるのでこのカテゴリーが妥当と感じるかどうかは人それぞれかと思います.
*9:指名・抽選の優先度は言えませんが, 少なくとも初参加・2回目くらいの人が半分以上になるように調整しています.ちなみにレベル感は関係なし
*10:実際ホントに使ってます, ここで照合取れなかった人を直接出欠確認しています.なお, ホワイトボードに「connpass名書いて」とあまり言わないのは,「自分が呼んでほしい名前」を重要視しているからです.